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2006年12月20日

[雑記]BCGがアレルギーを防ぐ? BCGがアレルギーを防ぐ?

BCGがアレルギー防ぐ仕組みを解明 理研(asahi.com)

な、なんだt(ry
僕はスギヒノキ、ハウスダストから猫まで、わりと色々アレルギーをかかえているんで、アレルギーの話題にはつい食いついてしまうんですが……もしかして自分のアレルギー体質は、小学生の頃何度もツベルクリンをサボったせいなんだろうか……。あれ? でもBCG自体は接種してるはずなんだけど。
まあ、免疫がもう切れてるのかもしれないし、あるいはもしBCGを打ったことがなければ、もっとヒドイアレルギーに悩まされていたのかもしれない。

それはそれとして、この話、全体的に今ひとつ作用機序がわかりません。

 谷口さんらが、BCGを注射したマウスを詳しく調べたところ、体内に侵入した細菌などを攻撃する免疫細胞の一種「ナチュラルキラーT細胞」(NKT細胞)が活性化されていた。NKT細胞は、アレルギー反応に関係するIgE抗体(たんぱく質)を作るリンパ球を死なせることで、IgEがむやみに増えるのを防いでいた。人にBCGを注射しても同じ結果が得られたという。

NKTが自己由来のリンパ球を排除してしまうということ? なんかそれって怖いような。

 アレルギー疾患は特に先進国での増加が著しいと言われ、衛生環境の向上で病原菌に触れる機会が減ったこととの関連を指摘する説がある。谷口さんは「今回の成果は、この説の裏付けになるのではないか」と言う。

ここまでをおおまかにまとめると、
BCG接種→特異的IgEを無駄に大量生産し、アレルギーを誘発するリンパ球をNKTが排除するようになる→この事実が、アレルギー疾患増加の原因は衛生環境の向上によることの論拠となりうる。

という話の流れなんだけど、どうにも上のやじるし、ことごとく頭の中でつながってくれない。
どっかに続報ないかしらん。

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投稿者 文月そら : 20:45 | コメント (0) | トラックバック