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2008年8月 9日
■[ゲーム]テイルズ オブ シンフォニア
ご無沙汰でございます。
この間何をしていたかといいますと、実はテイルズをしていました。
それもシンフォニアを。(2003年発売)
もちろん最近Wiiで出た外伝のラタトスクの騎士ではないですよ。それがきっかけではありますが。
でもって先日、ついに最後までクリアしました。
面白かった。
終盤まで進めて止まっていたシリーズ第一作目テイルズ オブ ファンタジア(PS1用)のゲームディスクとメモリカードを押入れから必死で掘り出してきて、再開してしまうくらい面白かった。(実はテイルズ オブ シンフォニアは、ファンタジアのオマージュ的な要素が非常に多く、いろいろ思い出してしまったんですよね)
どこが面白かったかといえば、いろいろ要因はあるんですが、特に群像劇としてよくできていた、という点でしょうか。
このゲーム、本当に沢山のキャラクタが出てくるんですが、それぞれが自分の物語を持っていて、単純に敵だの味方だの、正義だの悪だのとくくれないんですよね。
敵側に立っていたキャラでも、状況によっては協力することもあるし、その逆もまたある。
基本的に主人公ロイドとその仲間たちは、RPGのご多聞に漏れず、世界を救うために戦っているんですが、この旅すらも実は必ずしも善であるとはいえない。
もしかすると今後プレイされる方もおられるかもしれないので詳しい話は差し控えますが、要するに何か変化を起こせば、必ず損害をこうむる者がいるわけです。また、誰もやったことがない変化を起こしてしまうと、影響が計算できないため、とんでもない結果を招いてしまうこともある。そうして招いてしまった結果への後悔や、それをふまえてこれから選ばなければならない選択への苦悩。世界を変えるなら他のRPGでも当然あるべきそうした葛藤が、きちんと描かれている点に非常に好感を持ちました。
物語はキャラクタたちの明るく善良な性格もあって基本的に明るい筆致で描かれているのですが、持っているテーマは、実は結構重いです。民衆をコントロールする技術としての宗教の恐ろしさ、人種差別、人体実験、復讐の連鎖、などなど。
海外でアンケートとると、三大RPGとして、ドラクエ、FFとならんでテイルズシリーズが入るんだそうで、なんとなく納得しました。
……まあ、私が個人的に一番心を動かされた部分がプレセアの可愛さであるというオチがついてしまうあたりアレですが、かわいいんだから仕方がない。称号「おしゃま」でゴスロリ着て大斧ぶん回して戦うプレセアは最強でした。夏はプレセアの本を探そう!
あと、お客様の中にどなたか原型師様がいらっしゃいましたら、是非プレセアのフィギュアを出してください。買いに行きます。
ファンタジアは2人フィギュア化しているけど、シンフォニアはワンコインフィギュアを除いて、まだ誰もフィギュアになってないんですよねえ……。ちなみにワンコインのほうは当然先日確保済みです。
最新作ヴェスペリアも非常に面白そうでやりたいんだけど、360持ってない……。ということで移植待ちです。PSPならそのうち出るんじゃないかしらんと期待してます。
んで次は……ようやく先日リトバスエクスタシーを手に入れたので、そっちをやろうかしら。
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