2008年6月29日
■[雑記]EeePCを買った
ついに、前からほしかったEeePCを購入!
ということで、初テキスト打ち運用テストを兼ねた、EeePCレポをお送りします。
こいつの魅力は、まずハードディスクドライブがフラッシュメモリであること。
HDDはレコードのような構造だから、どんなにがんばったって衝撃を受ければ針でディスクを傷つけてしまうし、心臓部に回転機構をたくさん有するから、経年劣化にも弱い。
可動部品が多ければ多いほど、その道具の寿命は短くなる、というのは普遍の真理だす。
んでもってフラッシュだから動作がやたら軽快。
カタログスペック的にあまり処理速度に対する期待は持っていなかったのだけど、普通にウェブ巡回している分には、メインPCに対してもそんなに遜色ないですよ。HDDのアクセス速度のオーバーヘッドってそんなにデカかったのかと身をもって知った次第。
あとは安さと携帯性。
とにかくテキストさえ打てればいいんですよ!
小さくてもいいからフルキーボードじゃなきゃ駄目なんですよ!
以上のような意味で、携帯用テキスト打ちデバイスとしてこのPCの構成はすばらしいと思うわけです。
そして、もうひとつ付け加えるならば、この携帯性でXPがそのままフルで動くということ。
これも素晴らしい。
電子手帳時代は、データ互換の面でいろいろ苦労したからなあ……。
逆に問題点を挙げるなら、ハードディスク容量が4Gしかないことと、バッテリ駆動3.2時間で切れちゃうらしいこと。
ハードディスク容量については、以下の記事にしたがって圧縮の努力をしたら、くそデカいことで有名なXPのSP3を適用した状態で約1.7Gの空き容量をつくることに成功!
http://www.4gamer.net/games/046/G004621/20080121031/
まあ、それでも少ないんだけど、アプリは基本的に常差しSDにインストールしているので、運用上特に問題はない感じ。
バッテリ継続時間については……これはもう仕方がないので基本的に電源使用可の喫茶店等で運用するしかないかな、というところ。
幸い近所にそういう喫茶店は存在するので、そこに持ち込んで運用の予定です。
しばらくはこれをカスタマイズする遊びに夢中になれそう。
新しい家電を買ったときって、なんでこんなに楽しいんでしょうねっ。
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投稿者 文月そら : 02:26 | コメント (9) | トラックバック
2008年5月31日
■[雑記]オープンソース焼きそば
野村総研製「オープンソース焼きそば」の存在がオープンに(マイコミジャーナル)
笑ってしまった。
ソースコードの公開が待たれます。
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投稿者 文月そら : 12:47 | コメント (0) | トラックバック
2008年5月28日
■[雑記]セカンドインパクト!
チコ湖はツングースカ大爆発によるセカンドインパクトクレーターの可能性、イタリア人研究者(technobahn)
ツングースカ大爆発は1908年6月30日に起こった原因不明の爆発現象。ロシア革命の混乱期と重なっていたためて、直ぐには調査は行われなかったが、爆発が行った直後にはロンドンなどでも白夜のような現象が起きるなど、その影響はヨーロッパ全域に広がった。
……と、それだけでも非常に興味深いニュースなんですが
・超寒いとこで原因不明の超大爆発
・ロンドンからでも望める白夜のような発光現象
・セカンドインパクトクレーター
といったキーワードのせいでニュースが正常に頭の中に入ってきませんよ父さん!
今後、詳しい調査団が入るようなので、第一シト発見の続報をお待ちしております!(えー)
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2008年5月27日
■[アニメ雑記]週末のことやギアス
□恐るべきはニコニコ効果
週末は例大祭にいってきたわけですが……これがなんか物凄くてですね。
聞いた話では、参加サークルには各一枚配られたはずの上海アリスさんの新作『東方地霊殿』のデモ版(後日web上で無償配布)の列が国際展示場を超えたといった地獄絵図だったそうで、ノコノコと12時に私が行った時には『パンフ完売』『パンフ等ない人は入れません』といった状態。思わず「な、何を言ってるかわから(ry」とポルナレフ化して固まったのですが、某仮面さんが余ったチケットを譲ってくださいまして事なきを得ました。
中に入っても、とてもオンリーイベントの午後とは思えない混み様でびびりました。当然、黄昏フロンティアさんはもちろんのこと、くらっしゅはうすさんやFLIPFLOPsさん、冥界センベイのMilk barさんなどとうの昔に完売で、わりと涙目で島中巡回を繰り返していましたよ。でもおかげで今まで知らなかったサークルさんの本を買えました。
さて、これ以上の場内混乱を恐れての入場制限だったのですが、場内もようやく落ち着いてきた終了間際、それでも待っていた方々のために、ついにフリー入場が決断されました。アフターイベントを全て中止し、終了時間を延長した上での措置ということで、英断だったと思います。そう思った人は多かったようで、この件が館内放送でアナウンスされると、拍手が巻き起こりました。
まま、そんなこんなの週末でした。
□ルルーシュR2
さっき『同時多発ゼロ』という書き込みを見かけて吹いた。
ルルーシュはこれまで、復讐とかいいつつも実はナナリーのことしか考えておらず、これまでもナナリーがらみで幾度となく醜態をさらしてきたわけですが、今回初めて『ナナリーと幸せに暮らす』という路線を外れた選択をしました。
ルルーシュ、やってることはド悪党だと思うんですが、どうにも周りの人間に対しては正面切って非情に徹し切れないところがありますよね。今回の選択も、多分カレンの平手と涙への答えなんでしょうし。
さて、ルルーシュは今後どうするつもりなんでしょうか。
いつも発言と作戦は大仰なのに、ルルーシュ自体の動機がどうにも希薄なのが、彼の最大の弱点だった気がするのですが、この選択から、ルルーシュとゼロの間にあった隔たりが、解消してゆくのかもしれません。しかしそれは、ナナリーと二度と兄妹としての対面をできなくしていく路線なわけで……。
それに、海外に(多分中国なんでしょうが)なんか行っちゃって、学園での二重生活はどうするんでしょうね?
まさか、いまさらゼロ消滅とか、そんなことはない、よねえ?
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投稿者 文月そら : 01:11 | コメント (0) | トラックバック
2008年5月24日
■[雑記]科学すごいね科学
いろいろとくたばっておりました。
そうこうしているうちに、世間ではローゼンの載ったヤンジャンがもう出ている様子。後で買いにいかないと。
□シャーレの中で育つ人工肉がついに完成(デジタルマガジン)
いやこれ、凄くないですかこれ。
シャーレで勝手にピクピク肉だけ育つってイメージがどうしてもよぎるのが多少気持悪いですが、凄いですよ科学。
食糧問題に人類史上これまで存在しなかった角度から根本的に切り込める可能性登場ですよ。
天然肉が天然ものだっていうだけで高級品になる日は、意外と近いのかも。
□絶滅したタスマニアタイガー、保存されていたDNAを用いて生命復元実験が実施(technobahn)
これもすごい科学話。
まるっきりジュラシックパークの世界ですね。
動物愛護団体あたりから怒られそうではあるけど。
あとは、バイオエシックス方面とか。
これが実証されれば、DNAさえあれば生命が作れるということになり、極端なことを言えば神話に出てくるようなキメラの類も作れちゃう可能性がでてくるわけです。面白い、と同時にちょっと怖い。
□銘菓・冥界煎餅(MILK BAR)
うわちょっとなにこれ!
ゆゆさまと妖夢のカラフルせんべいですよ!
よしおれ日曜例大祭いくよ!
科学ばんざい!(えー)
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投稿者 文月そら : 07:41 | コメント (0) | トラックバック
2008年4月13日
■[雑記]コードギアス−裏切りの物語
今日はコードギアスの放映日ですが、第二話は都合でまだ観れないので、そのストレス解消を兼ねて(笑)コードギアスという物語自体について語ってみたいと思います。
この物語の面白さがどこにあるんだろうと考えた時、まず浮かんでくるキーワードが『裏切り』です。
まず、ルルーシュのギアスの力自体が象徴的です。
ルルーシュはギアスの力によって、相手に思い通りの行動をとらせることができるわけですが、これは対象者に、対象者自身の意思を裏切った行動をとらせることになります。
そして、ルルーシュがギアスの力を使う相手というのは、基本的に敵対者なわけですから、この力を使われ、ルルーシュにとって都合のいい行動をとらされた瞬間、その人物は本人の意思とは関わりなく『裏切り者』になります。記憶もないわけですから、本当に悲惨ですね。オレンジ氏の破滅はその典型といえるでしょう。1期の決戦時に、防衛線のパージを決行させられたオペレータ達、そして最終話でコーネリアの機体を打ち抜いた腹心の部下もそうですね。
そしてルルーシュとその身辺もまた、裏切りに満ちています。
そもそも物語の始まりからしてそうです。
ルルーシュとナナリーは、父親であるブリタニア皇帝の裏切りにより、母親を目の前で殺され、また不遇な生活を強いられています。
だからこそ、母の復讐のため、妹ナナリーのため、ブリタニアを裏切り、ギアスという裏切りの力を駆使して黒の騎士団を結成、反逆の戦いを始めたわけです。
一方ルルーシュは、その黒の騎士団も裏切っています。
彼らの目的は祖国である日本の復興、独立です。でもルルーシュにとっては本当はそんなことどうでもいいわけです。象徴的だったのは、さらわれたナナリーのために黒の騎士団を丸ごと見捨てた前回最終回の有様ですね。
そして、ルルーシュは国の転覆を図っているわけですから、ブリタニアに属する全ての人を裏切っていることにもなります。アッシュフォード学園の同級生や幼馴染であるシャーリー、生徒会の仲間も、親しくすればするほど、裏切っていくわけです。
特にシャーリーに対しては、父親を殺してしまっていますから、一層彼の手は血にまみれています。
スザクの存在も面白いです。
スザクは日本の最後の首相の息子です。祖国を裏切っているという意味ではスザクもまたルルーシュと全く同じなんですね。そして彼は、その父親を殺しています。父殺しを目指しているルルーシュとは、そういう意味でも重なります。
ブリタニア皇帝の息子と、日本の最後の首相の息子が、全く逆の陣営で相争っているわけです。そしてこの二人が幼い頃からの親友だというんですから、皮肉以外の何者でもないですね、この構図は。
さらに。
この話の物凄いところは、この裏切りの力が、ルルーシュ自身をすら裏切ったというところです。
そうです。あの、神は神でも魔神の手になる回『血染めのユフィー』です。
暴走したギアスの力が、目前にあった『ルルーシュの野望と日本の将来、そしてブリタニア』三方丸くおさまる可能性を吹き飛ばしました。
そればかりか、敵ばかりの肉親にあって、唯一心許せる存在であった、心優しきユフィーを、殺人鬼かつブリタニア暴虐の象徴に変えてしまいました。
人を自由自在に裏切らせてきたルルーシュが、最悪のタイミング、最悪の形でその力に裏切られた瞬間でした。
ルルーシュの過去を知った上で理解してくれていた親友であり、だがユフィーの騎士でもあるスザクにも正体を知られ、黒の騎士団も敵前に見捨ててしまったことで、ルルーシュは全てを裏切り、そして全てを失いました。……C.C.を除いて。
前回シリーズの時間軸と今回のR2がどういう風につながるのかはまだ定かではありませんが、この孤立からルルーシュがどう戦い、どう物語が展開していくのか、非常に楽しみです。
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投稿者 文月そら : 17:41 | コメント (0) | トラックバック
2008年4月 9日
■[雑記]デーモン小暮 ブロガーに「安易な言葉」への注意促す
こないだ書いた話に近いお話をデーモン閣下がしてくださっていたので紹介。
http://news.ameba.jp/weblog/2008/04/12723.html
「言葉」には思った以上に力があるもので、「安易に思いついた言葉を使用すると、自分にはそんなつもりがなくても相手を傷つけている場合があるので、ブログなんかをやっている者も、注意した方が良いぞ」と注意を促した。
そうなんですよね。
特にブログなど、インターネットに向けて発信をしている場合は、自分が大きな影響力を持っていることを自覚する必要があると思います。これは何も、日に何千アクセスもあるような大手サイトだけの話じゃないと思うのです。
むしろ大手サイトのほうが、なんかの広告的意図があるんじゃないかと思われ、零細サイトのほうが、本人の感想に近いということで、重視される、なんてことは良くあることだと思います。
そういうところで、自分が好きだと思うものが、実際プレイしているのか、読んでいるのか疑わしいまま、根拠希薄な形でボロクソ言われているのを見ると、やはりいい気持はしません。作者や関係者ならなおさらでしょう。
無論、閣下もおっしゃっていますが、お金を払って、その対価に見合わないと思われる場合や、好き嫌いの問題でなく、明らかに手抜きがみられる場合は叩かれても仕方がないと思いますが。まあ、その場合は擁護なんかつかないとは思いますけれど。
ただ、凄く嫌いなのが世間で叩かれているから尻馬に乗って叩くっていう構図です。
私は大抵マイナー志向なので(笑)自分としては割と好きなものでも、世間では叩きの対象になったりします。
いや、分かるんですよ。何かを敵、あるいは悪認定して、ボロクソに言い合うのって気持いいですよね。今まで親しくなかった人とも、なんかお近づきになっちゃったりして、コミュニケーションツールとして非常に良いものです。
ただ、それがブログのような、不特定多数の人が目にする場所で行われると、それは容易に大規模なリンチに発展し得ます。なにしろ、世界中にアピールできますからね。
リンチする側は気持いいかもしれません。規模が大きいだけに一層気持良い場合もあるでしょう。
でも、殴られた側や、殴られた側にシンパシーを持っている場合は、そうはいきません。
無論この話は、『誰かを知らずに傷つけている可能性』についてのお話ですので、確信犯的に傷つけている方には何も言うことはありません。それによって恨まれるのも嫌われるのも覚悟の上でしょうから。
ただ、この刃は、無自覚に振るわれることも多々あるので、このエントリを書いてみた次第です。
私も過去一度も尻馬叩きをやらなかったかといわれれば、そんなことはないと思います。
だから、これは自戒をこめたエントリなのです。
ブログと個人の日記帳は似ているようで違います。
なぜならブログはマスメディアだからです。
テレビがよくやっているような、偏向報道、冤罪事件などを起こす力が、ブログにはあるのです。
投稿ボタンを押す前に、冷静に考える時間が必要なのかもしれません。
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投稿者 文月そら : 19:03 | コメント (0) | トラックバック
2008年4月 7日
■[雑記]クソと神のハザマ
最近の風潮というか、自分もかなり影響を受けてるんですが、何か作品に対して、安直にクソとか神とか言いすぎなのが気になっています。
感性は人それぞれで、ある人にとっては面白いものも、ある人にとってはぜんぜんつまらなかったりする。
で、その感想のどっちが正しいかというと、結局正解はなくて、単にどこを見ているかの違いだけだったりもするわけです。
例えばキャラ重視の人、ストーリ重視の人、アクション重視の人、思い入れ重視の人、様々な観点があって、それをもとに、各個人の評価というのは決まってくる。
そういう前提があるにも関わらず、誰かがクソだと言ってしまうと、それだけでその作品を見てくれない、あるいはまともに見てくれない人が生まれてしまうのが、どうにも口惜しいんですよね。……無論、自分が気に入った作品限定なわけですが(w
やっぱり、先入観っていうのはすげえ影響力が大きいと思うわけですよ。
例えば、今思いつきでカイジを引き合いに出してみますが(以下ネタバレアリ)
会長との勝負にあたって、カイジはティッシュケースを利用したトリックを考え付くわけですが、あのトリックって実は陳腐じゃないですか。
ティッシュケースが横から開くっていうのは、知っている人にとっては当然極まりないことであって、どうしてそんなに盛り上がっちゃうのカイジくん、とか思ってしまいかねない。
でも、知らない人にとっては、特に、精神的にいっぱいいっぱいのカイジにとっては、戦慄を覚えるほどの発見だったわけです。
ここで、この時点でトリックが陳腐だクソだ作者枯渇したな、などと言ってしまう事はたやすい。
でも、会長はこのトリックをごくあっさりと看破しますよね。
その展開に説得力をもたせるのは、逆にあの発想の陳腐さなんじゃないかと思うわけです。
基本的にあの物語は、カイジの主観で展開しますから、カイジが凄いと思ったことが本当に凄いかどうかは明らかでない。むしろ、伏線だったりするわけです。
かように物語は最後まで語られてみるまで分からないものです。
それに、途中で簡単に見切りをつけてしまう風潮が、ちょっと淋しく思う次第なのです。
また一方、逆もまた真なりで、神だ神だともてはやすことも、作品の評価をゆがめている気がします。神だと聞いて観た人が、神でもなんでもねーということになると、信者キモイで容易にアンチ化しますからね。
だから、理想としては、これこれこういう視点でみると、どうにもこの作品が理解できないとか、あるいはこういう視点から、この作品はおもしろいよね、とかいった、具体的な指摘を含めた感想というのが理想的だなあと思うわけです。
ただまあ、一般視聴者にそこまで求めることが可能なのかという話になると、やっぱり難しいのは確かなんですよね。ていうか、ムリ。
物語っていうのは、人によって価値がマイナス100にもプラス100にもなるもので、クソはクソとしか思えないし、神は神としか思えない。それは自然な発想ではあるんですよね。
そこまで考えて、私の考えは堂々巡りに陥るのでした。
どうどう。
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