2009年1月23日
■[ゲーム雑記]ミシオ村奮戦記
最近、トラビアン(http://www.travian.jp/)というゲームを始めました。これはdesktop Tower deffenceと同じようなブラウザでやるオンラインゲームの一種で、内容的にはポピュラスとエイジオブエンパイヤとシヴィリゼーションを足して3で割って超簡易版にした、といった感じです。あまり時間もとられないし、手軽で楽しい。
サーバー3、種族ローマンで、ミシオ村を運営しています。
二頭身美汐さんが村長の村です(脳内)。
牧歌的に進めていこうと思ったんですが、この世界、戦争略奪が割とよくある(というか、チュートン族はそれが戦略の中心)らしい、ということを後で知りました。現在のところは、初心者保護期間中なので安全ですが……。
やばい。
ということで、村内に隠し倉庫という施設を建てました。これがあれば、たとえ略奪にあっても一定数の資源を守ることができます。美汐さんはここにせっせとへそくりを溜め込んでいます。
そんな中、チュートリアルで指導してくれていたおっさんが、ごほうびに援軍を送ってくれるというのでわくわくしながら待っていたのですが、来たのはねずみが一匹でした……。まあ、保護期間中なので彼の主要任務は美汐さんのまわりをちょろちょろすることです。
ねずみ一匹に守られたミシオ村の明日はどっちだ。
続く、かも。
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投稿者 文月そら : 19:46 | コメント (0) | トラックバック
2009年1月17日
■[雑記]魔法の笛と銀のすずのね
私はサイト暦だけはだらだらと長く、ここの前身である旧サイト、その前のさるさる日記サイト、更にその前の演劇ファンサイトまで、十数年はさかのぼることができる。
そのどの時点でも、大したポジションを占めていたわけではない。でも、私はここに居続けている。私は結局、常に傍観者なのかもしれない。
最近『かつてエロゲ論壇というものがあった』という話の流れの中で、しのぶさんの名前もあがっているようだ。しのぶさんのことは、あの当時ここらへんでサイトをやっていた人間にとってはトラウマのようになっていて、私も同時期に起こったもう一つの事件とともに、今も心にひっかかっている。
しのぶさんについて、私より親しかった人も、私より理解していた人も、沢山いらっしゃるのは知っている。でも、もし今しのぶさんについて口火を切るのに適切な人間という意味でなら、もしかすると私のような傍観者なのかもしれないと感じて、筆を執った。
しのぶさんは祈りのような文章を書く方で、作品の感想においてそれは特に顕著だった。検索を通じて初めて辿り着いた時はおどろいた。そこには、えろげの感想を書いていることへの照れも言い訳も予防線も微塵もなく、祈るような賛美だけがあった。
リンク先をたどってみると、そういう人は大勢いるようだった。MK2さんやONE卒などの人たちのことを知ったのはそこからだった。
そうした様々な『本気』の文章に触れる中でも、しのぶさんの存在はやっぱり異質だった。しのぶさんのような文章を書いてみたいと思ったこともあるのだけど、まず筆力が全く及ばないのはさておき、何より心構えが違いすぎるような気がした。
私には、あそこまで真摯にあちらの世界を見詰め続けることはできない。
その後、色々あって何度かお目にかかり、親しくお話しする機会があった。私と同じコンプレックスをお持ちだと知って、親近感を得たのを覚えている。
『ネットは星空のようなもので、近く見えても、実は互いに絶望的な空間的断絶を隔てているのだ』という話をしたことがあった。しのぶさんから『断絶しているところがいいんですよ』という趣旨の返信をいただいた。当時はしのぶさんに返事がもらえることそのものが嬉しかったので深く考えなかったのだが、今は考えずにはいられない。我々の無力さについて。
しばらく更新が止まり、亡くなったという話を聞いた時は本当に驚いた。後から聞いた話を総合してみると、もしかすると最後にメールのやりとりをしたのは私だったのかもしれない。数ヵ月後の新作発売楽しみですねという内容だった。
そのゲームは結局、買わなかった。
しのぶさんは本当にいつも祈っていたのだと思う。私は、神様のいない世界の敬虔な司祭のような人だと思っていた。神なき世界を司祭は去った。そんな感じがした。
でも本当のところは何も分からない。私が知っていたしのぶさんは、web上のしのぶさんだけだ。
星は輝きを失えば夜空から永遠に消えてしまう。でも今もあなたのサイトは消えていない。それを、あなたが望むかどうかは分からないけど、いや、きっと望まないような気がするけど、あなたの言葉が今もそこにちゃんと残っていることは、ありがたい。
『しのぶさん、そっちはどんな感じですか?』
そう話しかけることができそうな気がするから。
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投稿者 文月そら : 00:34 | コメント (0) | トラックバック
2009年1月12日
■[雑記]『テトリス』がPTSDを和らげる?
『テトリス』がPTSDを和らげる−英国の研究結果(INSIDE)
『テトリス』がPTSD(心的外傷後ストレス障害)の影響を減らすのに役立つとする研究結果が報告されました。
何かショックなことがあったときに、単純作業をして気を紛らわせるという手法は、経験的にも有効なので、なるほどと思いました。ただ、その対象がテトリスというのは驚きましたが。これはパズルゲームへの心理的な障壁が高い(パズル的思考をすることへの負荷が高い)人には必ずしも当てはまらないかもしれませんね。
……ところで。
BBCはオックスフォード大学の実験結果として報じるところによると、実験は40名のボランティアに対し精神的外傷(トラウマ)となるようなイメージを見せた後、『テトリス』をプレイする20名と何もしない20名に分けるという形で行われたとのこと。
見た40人が40人ともフラッシュバックを起こす恐怖イメージの内容のほうが、本来の趣旨よりもずっと気になるんですがっっ……!!
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投稿者 文月そら : 10:52 | コメント (0) | トラックバック
2009年1月11日
■[ネタ雑記]蚊の世界にも『モテ』と『非モテ』がいるらしい
蚊は「羽の周波数」で愛を歌う:「遺伝子組み換え蚊」で絶滅させる計画に利用(WIRED VISION NEWS)
蚊の世界もだいぶ世知辛いようで、すぐわかる『モテ』と『非モテ』の差があるようです。
オスの蚊とメスの蚊は、一緒になると羽ばたきの回数を調和させる――ただし、オスの「1秒あたり600回」に合わせるのでも、メスの「1秒あたり400回」に合わせるのでもない。彼らは、わずかな調整によって複雑に調和した音色を作り出し、1秒あたりおよそ1200回羽ばたいたときに出る音にするのだ。この音色が、求愛にはまさにぴったりの音らしい。
記事には直接書いてありませんが、どうやらこの音が出せるかどうかには個体差があるようで、性的に成熟する前に死ぬ遺伝子を組み込んだ蚊を放って蚊を駆除するにあたり、その作られた蚊が『モテ』か『非モテ』かを判断できるようになるようなのです。
作られた揚句、『非モテ』の烙印を押された蚊がその後どうなるのか。
蚊格差社会恐ロシア!
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投稿者 文月そら : 14:03 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月31日
■[雑記]キャラ当てゲーム
変人窟さん他、各地で話題のよくわからないインドの精霊っぽい人によるキャラ当てゲームですが。
http://en.akinator.com/
今朝、おきぬけに美汐さんを念頭にやってみたんですが、渚が出てきまして、『貴様!よくわからないインドの精霊っぽい人め!貴様には失望した!』と思って出かけたんですが、帰宅後、よくわからないインドの精霊っぽい人が間違えるたびに『more question』を押し続けたところ、三回目にしてついに!
!!よくわからないインドの精霊っぽい人!!!
きみやればできるんじゃないか!
しかも実は彼、フィクションだのアニメだのに限定されているわけじゃなくて、なんか歌手とかの名前でも当てるらしく、大変な凄さですよくわからないインドの精霊っぽい人。
今年最後の感動をありがとう。
よくわからないインドの精霊っぽい人。
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投稿者 文月そら : 19:31 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月24日
■[雑記]オーバーニー私論
オーバーニー。単にニーソックス、ニーソと呼んだり、あるいは最近はニーハイと呼称されたりもするが、要するに膝丈よりも上、ふとももの一部までをカバーするソックスのことを指す。
ことに漫画においては、『画面が白いと、読者にしまりのない印象を与える』という問題があって、足の大部分をベタで塗りつぶすことができるオーバーニーの表現は、画面を引き締めるための一般的な技法として、実はかなり昔から多用されてきた。(ちゃんと調べたわけではないが、手元では少なくとも1991年には、ワイド版究極超人あ〜る3巻の表紙で、すでにえりかがオーバーニーを履いている)
近年、絶対領域という言葉の浸透とともに、萌え属性として定着してきた感のあるオーバーニーであるが、これは従来からある、いわゆる一般的な靴下萌えとは一線を画すことを指摘しておきたい。いわばオーバーニーは、ふとももの魅力を強調するために他の全てを脇役に廻す焦土戦術なのである。
これは、ことに黒オーバーニーにおいて顕著である。
黒オーバーニーは、当然ながらそれが覆う脚全体を黒く塗りつぶす。すると必然的に、オーバーニーに覆われた脚の部分はそのラインのみを残して印象を喪失し、露出しているふとももが視線を引くことになる。また、オーバーニーのゴムバンドによるふとももへの締め付けによって、ふとももの弾力とやわらかさが、画面を見ただけで伝わってくるという効果も期待できる。つまり、オーバーニー萌えとは、ソックス萌えでありながらソックスそれ自体でなく、ふとももの魅力を強調する点で、他の靴下萌えとは一線を画するのである。
一方、黒のオーバーニー以外では、この性質はやや薄まり、オーバーニーの柄やデザインそれ自体も独自の吸引力を主張することになるが、それでも主役がふとももであることに変わりはない。この主役こそが、昨今絶対領域と呼称されるそれである。
ここで一つ強く主張しておきたいが、オーバーニー萌え画像において、ぱんちらは厳禁である。理由は単純である。主題がブレるからだ。舞台に主役は二人いらないのである。その意味で、個人的にミニスカオーバーニーよりも短パンオーバーニーの方が純度が高いといえる。ミニスカはぱんちらの可能性を有することにより、主題への集中を妨げる。一方短パンは、ぱんちらの危険を冒すことなく、ふとももを更に上方まで堪能することができる点が素晴らしいといえる。
――さあ、お前は何を言っているんだと思いましたか?
私もそう思いました。
そんなあなたと私に、メリークリスマス!
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投稿者 文月そら : 00:24 | コメント (2) | トラックバック
2008年12月 6日
■[雑記]美汐さん、お誕生日おめでとう!
杯紡ぐ 美汐pinky 傍らに
変われぬ君と 惑いの我に
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投稿者 文月そら : 21:00 | コメント (0) | トラックバック
2008年11月 6日
■[ネタ雑記]甲虫の同性愛行為、繁殖に影響していた
甲虫の同性愛行為、繁殖に影響していた
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081105-00000002-natiogeo-int
一方、オス同士は同性愛行為において互いに精液をかけあっていることが判明した。したがって、このような行為はメスとの交尾の前に古い精子を排出し、新しい精子を準備するためのものである可能性が示唆された。さらに研究チームは、精液をかけられたオスがその後でメスと交尾すると、メスは交尾相手以外のオスの精子を受精することを突き止めた。つまり、オスはメスと直接交尾せずに自らの精子を受精させているのではないかという驚きの結果が得られたのだ。そうなると、コクヌストモドキの同性愛行為は繁殖に直接役立っていることになる。交尾の時間と手間をかけずに精子を受精させることができるからだ。
この虫の精子TUEEEEEEEEE!!!!
まさにトロイの精子。いわばちんこ乗っ取りですね!?(えー)
いや久しぶりの更新のネタがこれってのはあんまりなのかもしれませんが、あんまりにも衝撃的なニュースだったので。
これが例えば霊長類における同性愛行動とは結びつくはずもありませんが、なんつうか生命のたくましさをこれでもかと感じるニュースでありました。
これはナショナルジオグラフィックの雑誌記事らしいんですが、ナショナルジオグラフィックには前々からお世話になってます。CSでナショナルジオグラフィックチャンネルをしょっちゅう観ているのですよ。方向性としてはディスカバリーチャンネルとほとんど同じなんですが、よりつっこんだ取材をする印象があります。
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