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2012年9月17日
■[アニメ感想]今週の聖闘士星矢Ω:アリアや光牙の正体について(ネタバレ)
光牙とアリアが空から降ってきたということで、どうも人間じゃないらしいということが判明しましたね。元々アリアについては、小宇宙がアテナの身代わりが務まるほど大きいことから、神様じゃないかと思っていて、月の女神アルテミスあたりが有力かなあと思っていました。この女神さま、弓術・森林・狩猟・純潔の神であり、処女神にも関わらず、豊穣を司る大地母神の性質も持つ珍しい神様です。
で、仮にこれが正しかったとすると、対になって降りてきた光牙は、太陽神アポロンなんじゃないかということになります。なにしろ、アルテミスはアポロンの実妹ですから。太陽と月という対比でも、ありえそうな話です。また、二人とも光の属性の小宇宙を持つあたりも根拠として挙げられます。ただ、いわゆる天界編でアポロンもアルテミスも敵として出てきちゃってるんですが……まああれは序章で終わっちゃったから、なかったことになったのかも。
もしそうなら、光牙とアリアは実の兄妹ということになり、通常はカップリングとして成立しないということになります。……つまり、アリアの正式な相手は、実はエデンなんじゃないかと……。そうだとすれば、今日の話のあの光牙側の悪役っぽさも理解出来ます。
しかし、ここでも多少の問題が生じます。エデンは明らかに敵であるところのマルス(アーレス)の息子であり、このマルスもゼウスを父とする、しかし母親は異にするアポロンとアルテミスの義理の兄弟です。
つまり二人にとっては甥にあたる神格であり、3親等以内の傍系親族であるため、原則結婚できないこととなります。但し、実際の血縁がある場合との限定もあり、異母兄弟経由だとどうなるんだろう……。まあでも神様が人間の法律に縛られはしないかな。
ちなみにソニアについては、アレスの娘であることから、おそらく調和の女神ハルモニアー。エデンは恐怖と敗走(!)の神フォボスか、恐怖の神ダイモス、あるいはエロース(キューピッドの起源)のどれかでしょうね。
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投稿者 文月そら : 12:16 | コメント (0) | トラックバック
2011年12月12日
■[アニメ感想]アニメアイマスの23話が凄かった(ネタバレ)
私アニメは基本録画でみているので反応が遅くてアレですが。
アイマスの23話はもの凄い話だった。
私はアニメ版のアイドルマスターっていうのは群像劇だと思っていました。
各キャラに担当回があることでもそれは明白ではあるのだけど、この一話でそれら全てが同時に春香の物語としての意味合いをも持ちました。
パタパタパタっと一気にひっくり返った。
ぞくっとしました。こういう展開すごく好き。
アニメはゲームと違って765プロ所属アイドルが全員で一つのユニットを組んでいるような設定ですね。
そのため、全員主役では難しいので、キャラクタの性格もいくつか改変されています。
まあ、誰より強いプロ意識を持っているはずのやよいが、運動会前後で随分と弱気だったりするのはその顕著な例であると言えます。
その点、春香も多少変わっていて、どちらかというとファンとの関係を大切にするほうだったと思うのですが、春香は765プロという場を何より大切にする性格になっています。
これまで765プロのメンバーが苦境に陥ったり、困ったことがあると、いつでも春香が誰より早く手をさしのべて切り抜けてきました。
もうプロデューサーいらないんじゃないかってくらい。
あの人数を、プロデューサー2人で、マネージャーもつけずにまわしている765プロとしては、春香の存在は本当に貴重だったことでしょう。
そんな春香にとっての、765プロ結束の象徴がクリスマスライブなのでしょう。
それぞれが成功をつかみ、みんな忙しくなってくると、必然的に765プロとしての活動がおろそかになる。そりゃそうですね。みんな本当の目標は個人個人のアイドル業であって、プロダクションというのは本来そのためのサポート組織でしかない。
でも春香にとっては、そうじゃなかった。
何よりも765プロが大切だった春香は、忙しさの中でいつのまにか省みられなくなっていく765プロに、一人残されていました。
しかも、そんな春香自身すら、次第にクリスマスライブの準備に参加できなくなっていく。……自己矛盾に苦しみます。
よく分かるんですよ。自分が大切にしている活動に人が来なくなるせつなさ。サークル活動でもクラブ活動でも、委員会活動でもいいですけど、決して責められない理由で幽霊部員化していく友人を思うのは、本当にせつないです。
でも765プロの成功は、そんな春香の765プロへの思いがベースになって、みんな春香に支えられて今がある、それが今まで描かれてきた。そんな春香が一人だけ取り残されている。
そこにきてP落下ですよ。落ちんな。
まあ、今回は春香を助けてのことですから仕方ないですけど。
追い詰められるどころか、とどめを刺された感すら漂う春香。
多分、次からこれまで春香が必死で守ってきた765プロが、春香を救う展開が待っているのだと思います。
割としょっちゅう最終回みたいな盛り上げ方をする作品だったので、最後どうやって締める気なんだろうとちょっと心配していましたけど、これなら確かに、今までの全ての話を受けてのフィナーレが描けますね。楽しみ。
そういえば、961プロを辞めたジュピターが801プロでいろいろ再起する展開はまだですか。
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投稿者 文月そら : 20:22 | コメント (0) | トラックバック
2011年12月 5日
■[アニメ感想書籍]『境界線上のホライゾン』よもやま話2(自重しないVer.)
なんか意外とホライゾンで検索してこられる方がおられるので、ホライゾン話をもう一度やってみようかと。
ホライゾンを楽しむコツは、わからんとこはすっとばして自分の好きなところを中心に見ることだ、というお話を前回したと思うんですが、では私が具体的に何を中心にホライゾンをみているかといえば、余こと東と、車椅子のミリアムと、幽霊少女の折りなす擬似家族コントです。
いかんせん話の本筋と今のところあんまり関係がなく、しかも4巻中現在でも幽霊少女の正体がまるで分かっていない等、不明な点も多いため、アニメでは残念ながら省かれがちです。
しかし、箱入り、というか世俗と完全に切り離されて育ったせいで全く性的なことについて知識のない東と、「女の子が攻略できるなんて思い上がりよ。世の女の子は、がんばる男の子をみて難易度を下げてあげるのよ」などと嘯きつつ、物凄い勢いで難易度が落下し続ける系女子、ミリアムのラブコメがたまらなく好きなんですわ。
実は、ミリアムの正体が某超有名人の襲名者だという考察もあったりして、しかもそれが結構説得力あったりするんで今後が不穏な気もしますけど、まあ東がなんとかするでしょう。というかしろ。
さらに、これは前作もそうだったんですけど、この作品は他にも、ものすげえ沢山カップルが登場するんです。
しかもそれぞれがそれぞれなりにラブラブすぎてたまらん。男女カップルはもちろん、女性同士だったり、今回は今のところ男性同士ってのはないけど、とにかくあっちゃこっちゃでラブが米っているので、ラブコメ好きとしてはたまりません。
しかも大体マンツーマンラブなので、ギスギスしたところが全然ない点も個人的に評価を高くしているところです。でもとりあえず点蔵は爆発しろ。
ここで根本に立ち返って、境界線上のホライゾンという物語がどういう物語かといえば、意思の物語であると言えると思います。
アニメでやったところですと、自動人形の鹿角さんと本多・忠勝が身を捨てて本懐を遂げるシーン。
目の見えない鈴がホライゾンの思い出を語り、ホライゾンを助けてと訴えかけるシーン。
敵側だったはずの正純がトーリに「必ずホライゾンへの道をつけてやる」と宣言するシーン。
ああいう、強い意志が道理をけっとばすシーンが、いつも力強く描かれています。
ホライゾン世界は末世という、まあ平たく言うと世界の破滅、消滅へ向かって進んでいる世界です。
その滅びの運命に、意思ある者達が、それぞれの立場で抗う物語。
そういうところが、私は好きです。
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投稿者 文月そら : 01:26 | コメント (0) | トラックバック
2011年11月19日
■[アニメ感想書籍]『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』ブームは何故落ち着いてしまったのか
8巻発売直前までの俺妹(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)は、まさしく絶頂期だったといえるでしょう。
割と運次第なアニメ化もそれなりの高評価を得、新規読者が増えた上で、7巻最後の黒猫の告白から今後の展開がどうなるのか、に、大きな注目が集まり、方々で全身全霊を傾けた議論、煽り合い、多数派工作が展開されました。
そして8巻発売。
内容自体は理解できる。という話は発売当初の感想にも書きましたが、私自身としても、あるいは周囲のファンの反応を見ていても、あの後、色々落ち着いてしまった感が否めません。
実際、9巻もちゃんと読んでいますが、感想エントリは書かずじまいでした。
思えば黒猫の告白、およびその後の交際開始展開には、もの凄い締め切り効果が働いていたと思います。
これまで微妙なバランスの上で、ある意味十年一日のごとく成り立っていた京介をめぐる人間関係が、確実に一歩前に進み、(黒猫がそのまま彼女になるのか否かはともかく)ついに何らかの結論がだされるはずだという期待、あるいは予感が強く働いたのです。
そうなると、近い将来、おそらく9巻あたりまでには出されるであろう(と当時思っていた)『結論』をめぐって、ファン心理は加速しました。
見えてきてしまったゴールが、自分の期待するモノなのかどうか、最高潮に高まった不安と期待は……しかし8巻で、肩すかしをくらうことになりました。
『なんだ結局、当分結論は出ないのか』
この感想は、それぞれ立場は違えど、多くの読者に共通するものだったのではないでしょうか。
7巻発売以前の状態に戻っただけとも言えますが、ここがクライマックスかとばかりに盛り上がった以上、元の木阿弥状態にはやはり残念さが漂います。
まあ、9巻の日向の『高坂くん超かっけー』が何を意味するのかによっては、次巻あたりで大きな動きがある可能性もありますが、散々踊らされた後だけに……あんま期待はできないかなー。
演出論的な話になりますけど、読者はフィクションに、何らかの刺激(感動とか恐怖とか共感とか成功体験とか絶望とか、あとかわいいとかエロとか)を求めています。
京介に彼女が出来るというイベントは恐らく本作中最大の刺激を読者にもたらすカードです。
ただし、これを不用意に使ってしまうと、それ以降、作中で何が起きても物足りないということになってしまいかねません。
最大級の刺激をすでに受けてしまっているために、読者があらゆることに慣れてしまうのです。
今後、京介に本当に彼女ができても、すでに一度体験してしまった刺激なので、インパクトはどうしても薄れます。
この最強のカードを、不完全燃焼な形で使ってしまったことは、俺妹という作品のファンとして、残念だなあとどうしても思ってしまいます。8巻、9巻を読んでから時間が経つにつれ、一層そういう念が強くなりました。
正直、結論を出さないのなら、あのままずっとラブコメしていてほしかった。
もちろん今後も読んでいきます。
私なんぞの浅薄な懸念を吹き飛ばすような展開を期待しています。
当方に土下座の用意あり。
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投稿者 文月そら : 16:33 | コメント (0) | トラックバック
2011年11月18日
■[アニメ感想書籍]『境界線上のホライゾン』よもやま話
現在絶賛アニメ放映中の境界線上のホライゾン。
最初アニメ化するって聞いたときは正直耳を疑いました。
だって(一応この世界の歴史を下敷きにしているとはいえ)完全に異世界の話で、オリジナル設定だらけですから、アニメという媒体には最も向かないタイプの話だと思ったからです。
まあ単行本の厚さを見てもアニメ化に向かなそうだというのは分かると思いますけど、本当のところを言えばホライゾンシリーズの内容を全部読んですら設定を語ることは出来ず、その前の『終わりのクロニクル』さらに前の『都市シリーズ』まで含めた、というかホライゾンが終わったあとも続いていくロードマップがすでに存在する、壮大過ぎる歴史サーガなんですよ。
もう絶対に既存ファンだけしかついて行けない内容になるに違いない……と思っていたんですが、実況まとめサイトなんかを見ると、意外と新規の人も残っているみたいですね。
まあ、川上稔氏の作品群を読むときの鉄則は『わかんなかったら読み飛ばす』なので、アニメで細かいことを気にしないで好きなとこどりをして観る、ということができた人には、氏の作品は会うかも知れません。
なんせ、既刊全部読んでいても、突然新設定が出てきて、初読時には全く意味が分からないなんてこと、日常茶飯事ですから……。
アニメはどこまでやるんですかね。1巻最後までかな。
2巻行ってイギリスに行ってしまうと、薬中詩人ベンジョンソンさんという、非常に物議をかもしそうな人がでてくるので心配です(笑
ええ、某陸上選手の話じゃないですよ。歴史上実在した、詩人のベンジョンソンです。あの人とは関係ないです。ええ、きっとそうです。
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投稿者 文月そら : 00:32 | コメント (0) | トラックバック
2011年6月23日
■[アニメゲーム感想]シュタインズゲート(Steins;Gate)にハマったの記
今アニメで放映中のシュタインズゲートですが、途中まで観てから、ちらほらとネットでネタばれを踏んでしまったりしまして、ネタばれされ切る前にと思い、原作ゲームをプレイしました。ちなみにPC版。
中盤以降、展開が加速してからはあっという間に引き込まれ、トゥルーエンドを迎えてからは毎日シュタゲのことを考えています。
しかし個人史としても、ドラマCDまで買ってしまったのは実にkanon以来であり、キャラソンなんてkanonですら手を出さなかったであろう領域であり(kanonにキャラソンはないけど)、結構すごいハマり様であるといえます。
何がそんなに気に入ったかという話をすると、ほとんど全部ネタばれになってしまうんですが、今日はそれほど大きなネタばれにならない範囲でお話しようかと。完全にネタばれを絶ちたい方以外で、お付き合い下さい。
最初にアニメで観ていた時に惹かれたのは、実在の事物をからめた楽しげな物語上のギミックです。
たとえばジョンタイター。
実際の歴史では、2000年に米国のネット掲示板に現れた、2036年からやってきたタイムトラベラーを自称する人物です。
私がこの人物を知ったのは2chのオカルト板でしたが、好事家の間ではそれなりの知名度があります。
ジョンタイターの予言なるものが有名ですが、彼のタイムトラベルの影響によって、彼の知っている歴史とは違う時間の流れになっているそうで、外れても不思議はないと言っている、言い訳が完璧な面白い予言者です。
ただ、彼の言ったことには真実も含まれており、シュタゲのキーアイテムとして出てくるIBM5100の隠し機能というのは、本当にあったことがIBMの技術者によって明かされています。
それからセルン。
物語中ではSERNと表記していますが、実在するのはCERN。
高エネルギー物理学の世界的な研究機関で、欧州原子核研究機構という名前です。
インターネットの基礎技術であるwwwやhttpを生んだところとしても有名で、巨大なドーナツ状の施設を使って、日々素粒子をぶつけて壊したり観測したりしています。
最近では、反物質を16分間閉じ込めることに成功するなど、ついこの間まで概念上の存在でしかなかった『反物質』を実際に研究できるところまで持ってきてしまい、世界中の度肝を抜きました。
あとは理論系ですね。メジャーなシュレディンガーの猫、コペンハーゲン解釈、多世界解釈からはじまって、時間順序保護仮説だの量子テレポートだのマイクロブラックホールだの事象の地平面(シュヴァルツシルト面)だの、カオス理論だのバタフライ効果だの……それから、タイムトラベルに関する既存の11の仮説も一つ一つ解説されます。そして、このゲームのあおり文句である、神をも冒涜する12番目の理論。
というかニトロプラス、デモンベインにクトゥルフネタを絡めてきた時も驚きましたが、こういうマニア垂涎のネタをからめてくるのが上手いですよね。
そして。
これらすべての面白ギミックをすべてブンまわして、文字通り世界を振り回した結末として最後に描かれるのは……いっそシンプルすぎるといってもいいラブストーリ。このギャップが、また、すごくよかった。
こうして書くとちょっと前のセカイ系みたいですけど……違うんですよ。いわゆるセカイ系では終わらない。主人公:岡部倫太郎は先に進むのです。
それにしても、精緻化リハーサルなんて言葉に涙腺を刺激される日がくるとは夢にも思いませんでしたよ(笑
ストーリに触れられないので、未プレイの人にちゃんと伝わるのか不安ですが、今挙がったような単語に興味を引かれるタイプの人には、かなりお勧めできると思います。
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投稿者 文月そら : 01:08 | コメント (0) | トラックバック
2009年7月 7日
■[アニメ]うみねこアニメ版の譲治と楼座がトランザムかなんか使ってる件
アニメ版うみねこが始まりましたね!
さっき観たんですが、かなり力が入っているようで今後が楽しみです。
赤文字発言とかどう処理するのかな。
さて、タイトルの件ですが、いやもうあまりにも凄かったのでご紹介をば。
まずはゲーム版の、ノーマル譲治と楼座はこちら。
そして、これがトランザムの力だ……!
これがソレスタルビーイングの超科学……!
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投稿者 文月そら : 02:04 | コメント (0) | トラックバック
2008年10月13日
■[アニメ感想]今期アニメ雑感
■とらドラ
とりあえず第一話観て小説版を全巻読破しました。面白かった。
で、その目で第二話を見ると、ちょっと展開が早すぎる気がしました。
とらドラって心情劇であって、出来事の流れそのものは割りと平凡だったりするので、第二話の、モノローグ省いて出来事を羅列したような描き方だと魅力が伝わりにくいんじゃないかと危惧。
特に告白シーンでの竜児の『並び立つ葛藤』みたいなものは見せて欲しかった。
■喰霊
第一話のみ視聴。
原作は全く知りません。しかし意外な伏兵。
久々にAICの本気を観た。
物凄く気を惹く初回。先の展開がまるで読めません。
とりあえずタイヤのトレッドパターンで浄霊するアイディアは初めて見た。
■ガンダム00セカンド
第一話のみ。
現時点では何も分かりません。
ルイスどうなっちまったんだ。あとセルゲイ家の家庭の事情萌える。
■テイルズ オブ ジ アビス
原作未プレイ。
藤島絵からすると主人公まわりのキャラデザがちょびっと違和感かしら。
でも丁寧に作られていると思う。
割と期待してます。
■クラナドアフター
まだ第一話のみ。
芳野さん大好きすぎる。
国崎最高。
ゆきねえがいないことに涙。
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投稿者 文月そら : 01:05 | コメント (0) | トラックバック
2008年10月 1日
■[アニメ]コードギアスR2 裏切りの終わり
いやしかし物凄い物語だったなーというのが、全てが終わった今の印象です。
ほぼ毎週にわたって、世界の、敵と味方の枠組み自体をゆるがす大事件が発生し、いつ誰が敵になるか、味方になるか、あるいは死ぬのか、まるで予想がつかない……というか、とにかく視聴者の予想を裏切るためだけに物語をぶんまわしている感じすらしました。
キャラクタが物語に振り回される話というのはわりとよくありますが、展開に物語世界全体がぶん回されているお話は初めて見ました。一週とばすと、しばらく話が全くわからなくなるほどでした。
おかげで、物語の中心から離れてしまったキャラクタは、華々しくも毒々しい展開に毒気を抜かれるのか、必要以上にキャラが薄くなってしまう傾向がありましたね。特に終盤のカレンやCCに顕著だったように思います。
その一方で、ルルーシュの物語としては意外なほど綺麗に収束しました。
ルルーシュは、失ったものを取り戻すために戦いをはじめました。
妹ナナリーの瞳と足。
妹と自分の平穏な生活。
非業の死を遂げた母マリアンヌ。
スザクの境遇についても、当初の目的の中に入っていたのかもしれません。
しかし、悼んだ母は結局父である強力皇帝ワカモトの野望、人類補完計画の共謀者であり、仇の一部でした。守るべきナナリーは人質にとられ、のちに総督として自らの意思で赴任することで自立を示し(後には光すら取り戻し)、ルルーシュは話が進むほどに戦いの目的を喪失していきます。
一方で、振り返ればユフィとシャーリー、その他沢山のムクロが足元に転がり、スザクが復讐の目を光らせている。
取り戻そうとはじめた戦いは、結局更に失い続けるだけの戦いでした。
もしユフィのところで立ち止まることができれば、帝国と黒の騎士団は講和し、あの時点ならまだルルーシュはナナリーと平和に暮らせたかもしれない。
シャーリーのところなら、彼女を介してスザクとまともな関係修復ができ、きっと違った展開を得られたことでしょう。
彼女らは、ルルーシュの正体を知った上で、それを受け入れ、許そうとしていました。
思えば他のルルーシュの正体を知って助力していた者たちは、みんなルルーシュの共犯者でした。CCはもちろん、ロロもカレンも咲世子さんもジェレミアも、ルルーシュと共に手を汚す者だったのです。
だから、誰もルルーシュに許しを与えることができなかった。
たとえ許されることではないとわかってはいても、そういう存在があれば、ルルーシュはあそこまで暴走せずに済んだだろうと思います。
そうして再登場したのが、一度は死んだと思われていたナナリーです。
彼女もまた、手を汚していないもの、でした。
しかし彼女は、アレをカチカチ カチカチやることで自ら舞台に上ってしまった。
もはやルルーシュを救えるものは、舞台上に誰もいなくなってしまいました。
失われたものはもう一つも取り戻せない。一方でルルーシュが戦ってきたチェスの盤面たる世界は、最早、各人、各陣営に渦巻く遺恨の嵐でぐちゃぐちゃです。
父母への復讐を一応果たしたルルーシュは、スザクに幕引きの提案をしました。
それがゼロレクイエム。
もはや幕引きにルルーシュの死は欠かせません。しかし、あの状況でただ死んでも、とっ散らかってしまった世界は収拾できません。
恐らく世界統一にあたり、シュナイゼルは、フレイアを用いた徹底的な粛清を行うでしょう。また、誰もが誰かを恨んでいる状況ですので、しばらくは凄惨で混沌とした時代が続くことになるでしょう。
だからルルーシュは、自分の死をできる限り高く売りつけることにしました。皇帝となり、シュナイゼルを討ち、世界の悪意を一手に引き受けた上で、『ゼロ』に刺されて見せたのです。
関係者を全て公衆の面前でハリツケにして見せたのは、彼らが全員ルルーシュの敵=民衆の味方だと思わせるためでしょう。
ここでちょっと気になるのは、ジェレミアです。彼だけは最後の最後まで、誰の目からもルルーシュの側近のままです。
ジェレミアについてはもう一つ気になることがあります。シュナイゼルとの決戦の折、アーニャを倒したジェレミアが、記憶がないというアーニャにギアスキャンセラーをかけたと思しきシーンがあります。
アーニャに記憶がないのは、マリアンヌのギアスが原因です。ここで少なくとも、マリアンヌ殺害事件の唯一の目撃者であるアーニャから、事件の真相を、そしてもしかすると、乗っ取られていた間の記憶も聞かされた可能性があります。
……いや、ラストのオレンジ畑シーンを思えば、恐らくそういう話を聞かされたのだろうと思います。あれはアーニャを不憫に思っての行動でしょうから。
――だとすると、ちょっと凄いことになります。
マリアンヌの目的を知り、アーニャからマリアンヌが出て行ったタイミングを知り、その同じタイミングで皇帝をルルーシュが殺したことを考えれば……彼が真実忠誠を捧げるべき相手、マリアンヌを消したのもまた、ルルーシュであることも、容易に推測がつくはずなのです。
それでも彼は、最後までルルーシュの側近であり続けたのでしょうか……?
ところでこの、全員がとっかえひっかえ、お互いを裏切り続けた物語の中で、実は一度もルルーシュを裏切っていない(敵対する立場に立ったことがない)人が、一人います。咲世子さんです(最後のアレは、ルルーシュの指示ですから)。忠節の人といえば、前述のジェレミア卿の印象が鮮烈ですが、髪の毛くるくるがチャーミングな超時空メイド忍者、咲世子さんの存在も忘れてはなりません。
……しかし、物語の最初に、ただのナナリー付きのメイドとして登場した咲世子さんが、ここまでの縦横無尽の活躍をみせるとは、当初誰が予想したことでしょう。
彼女がいなければ、ナナリーがアレで生きていたなんて絶対にいえませんでした。物語に愛されたキャラでした。
そして迎えた結末、ルルーシュの死。
最期の最後に唯一ルルーシュを救い得た存在であるナナリーに、ルルーシュの真意が伝わったこと。
良かったと、安堵しました。ルルーシュは、ここは例外なく世界中を騙しきらねばならないと思いつつも、本音ではナナリーにだけは分かってほしかっただろうと思うので。
良い幕引きだったと思います。
……とまあ、もう日記を書く習慣をなくしつつある私が、気持ちの整理をつけるためにここまでだらだらと書かずにはいられないほど、面白い物語でした、ということです。ありがとギアス!
で、ルルーシュと同じく、マクロスFもまた、これまで毎週楽しませてくれました。
感想としては、2クールに渡る、空前絶後のPVだったなあと。
特に最終回のこれでもかと畳み掛けてくるメドレーと弾幕戦闘の嵐にはしびれました。ルルーシュがひたすら展開で圧倒することにこだわった作品であったのに対し、マクロスFはひたすら映像美と音楽で圧倒することにこだわった作品であったなあと。要するに『マクロス』である、ということに徹底的にこだわった作品でした。
ただ、ラストが3Pエンドすぎる(笑)
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投稿者 文月そら : 19:57 | コメント (0) | トラックバック
2008年8月14日
■[アニメ]ネギま23巻限定版(アニメ付き)を買った
そう、こういうのが欲しかったんだよなー……。
余計なアレンジ一切なし。忠実に原作を再現。漫画ならではの表現についてこそ、演出で対応する。
魔法の国行きの経緯に関するスーパー早送りダイジェストから始まって、本編である"白き翼"編を、いっそ淡々と、表現した方が的確なくらい、丁寧かつ忠実に原作を再現してくれました。
これが、漫画にアニメをつけるということの効力なんだろうなあと思います。要するにマーケットが明確なんですよね。買うのはほぼ100%原作ファンだという点で。
地上波放送にしろ、OVA(特にレンタル需要という意味で)にしろ、原作をまったく知らない人などの一見さんが、無視できない割合で存在します。彼らにある程度訴求するためには、アニメだけで話がつながらないといけない。新たなファン層を呼び込むために、あるいは話数的に原作の情報量を盛り込むことができないために……アニメ化にあたり、あえて原作と決別してぜんぜん違う展開に持っていくことも多いのは、みなさんもご存知でしょう。……しかしこれらの理由は、多くの場合、自分の名前を売りたいという製作側の欲求の言い訳として使われていると思います。だって原作ベタ移植では、ヒットしても名前が売れませんもん。
ところが今回のアニメは、あくまでも漫画の付録。だからそういった方向での言い訳が一切通用しないのです。
客が全員原作ファンだからこそ、必要ない経緯説明等の段階は思い切って切り詰められるし、描きたい場面に集中的に時間を割ける。これは今までのアニメ製作方法では、簡単そうで一番難しかったことです。
特にネギまのアニメ化は、これまでアレンジの塊といった感がありましたが、ようやく『普通の』動くネギまがみられたことが、素直に嬉しいなあと思います。
この手法、ネギまだけでなく絶望先生でもやるみたいですが、私のような原作厨にとってはとても幸福なアニメ化手法であると思うので、今後とも応援していきたいと思います。
しかし赤松さんと久米田さんが同じ試みに取り組むことになるとは、なんか面白いですね。
DVD付き初回限定版『魔法先生ネギま! 23巻』 赤松 健 講談社 2008-08-11 売り上げランキング : おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
さて、明日からコミケ開始ですね。
なんかチェーンメールめいていて、ちょっと気が進まなかったのですが、今後際限なく増えていくわけでもなく、また昨今の状況が状況ですので、やっぱりリンクを張っておくことにします。参加される方は必ず見ておいてください。
コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせ
http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74Oshirase.html
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投稿者 文月そら : 18:48 | コメント (0) | トラックバック
2008年5月27日
■[アニメ雑記]週末のことやギアス
□恐るべきはニコニコ効果
週末は例大祭にいってきたわけですが……これがなんか物凄くてですね。
聞いた話では、参加サークルには各一枚配られたはずの上海アリスさんの新作『東方地霊殿』のデモ版(後日web上で無償配布)の列が国際展示場を超えたといった地獄絵図だったそうで、ノコノコと12時に私が行った時には『パンフ完売』『パンフ等ない人は入れません』といった状態。思わず「な、何を言ってるかわから(ry」とポルナレフ化して固まったのですが、某仮面さんが余ったチケットを譲ってくださいまして事なきを得ました。
中に入っても、とてもオンリーイベントの午後とは思えない混み様でびびりました。当然、黄昏フロンティアさんはもちろんのこと、くらっしゅはうすさんやFLIPFLOPsさん、冥界センベイのMilk barさんなどとうの昔に完売で、わりと涙目で島中巡回を繰り返していましたよ。でもおかげで今まで知らなかったサークルさんの本を買えました。
さて、これ以上の場内混乱を恐れての入場制限だったのですが、場内もようやく落ち着いてきた終了間際、それでも待っていた方々のために、ついにフリー入場が決断されました。アフターイベントを全て中止し、終了時間を延長した上での措置ということで、英断だったと思います。そう思った人は多かったようで、この件が館内放送でアナウンスされると、拍手が巻き起こりました。
まま、そんなこんなの週末でした。
□ルルーシュR2
さっき『同時多発ゼロ』という書き込みを見かけて吹いた。
ルルーシュはこれまで、復讐とかいいつつも実はナナリーのことしか考えておらず、これまでもナナリーがらみで幾度となく醜態をさらしてきたわけですが、今回初めて『ナナリーと幸せに暮らす』という路線を外れた選択をしました。
ルルーシュ、やってることはド悪党だと思うんですが、どうにも周りの人間に対しては正面切って非情に徹し切れないところがありますよね。今回の選択も、多分カレンの平手と涙への答えなんでしょうし。
さて、ルルーシュは今後どうするつもりなんでしょうか。
いつも発言と作戦は大仰なのに、ルルーシュ自体の動機がどうにも希薄なのが、彼の最大の弱点だった気がするのですが、この選択から、ルルーシュとゼロの間にあった隔たりが、解消してゆくのかもしれません。しかしそれは、ナナリーと二度と兄妹としての対面をできなくしていく路線なわけで……。
それに、海外に(多分中国なんでしょうが)なんか行っちゃって、学園での二重生活はどうするんでしょうね?
まさか、いまさらゼロ消滅とか、そんなことはない、よねえ?
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2008年5月 4日
■[アニメ]コードギアス反逆のルルーシュR2第五話
ニセ弟かつ暗殺者であるロロをほぼ完全に丸め込み、ヴィレッタ先生をも篭絡に王手をかけて、ゼロとルルーシュは別人であるという演出が、まさに完全勝利一歩手前で……瓦解。
いやしかし、あの手は上手い。
奪われた妹、ナナリーの声を聞かせれば、記憶の戻ったルルーシュが反応しないわけがない。お兄様と言われても、誰だ? と返せなかった時点でルルーシュの完全敗北です。
記憶が戻っていなければ、ニセ弟のロロだけが兄弟のはずですから。
いわれてみれば当ったり前の策ですが、その手は考えてなかった。
ルルーシュとナナリーを幼い頃から良く知るスザクならではの策です。
スザクはスザクで、彼なりの日本解放計画を持っていることが分かりました。ナイトとしての位を上り詰め、日本を所領として貰い受けるというのは、平和的でかつ現実的な策ではあります。
でもそのためには、現在七位の位を一位にしなければなりません。
そのために、ゼロを殺すつもりなのでしょう。
つまりあれは宣戦布告です。
さあ、来週から親友同士、血で血を洗う闘争に突入するのでしょう。
楽しみ……といっていいのだろうか(笑
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2008年4月20日
■[アニメ]コードギアス反逆のルルーシュR2第三話
二話と三話を一気に観てきました。
前回、コードギアスとは裏切りの物語であるという話をしましたが、そういう観点で、ルルーシュにとって一番手厳しい裏切りって何だろうと考えました。
やっぱこれじゃないですかね。
『ロロ=ナナリー』
今回ルルーシュが、心証的には真っ黒でありながら、監視者たちの目をごまかし、ゼロとの二重存在を演じている様を見て、ちょっとデスノートを思い出しました。
僕はゼロじゃない 信じてくれ!!!!!!!!!!!!
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2008年4月 7日
■[アニメ]コードギアス反逆のルルーシュR2第一話
さて、待ちに待ったコードギアスR2、はっじまるよー!
っていうかはっじまったよー!
前期の最後、ぼかされていた結末が一体どうなったのか。黒の騎士団は? C.C.は? ナナリーは? そして、ルルーシュとスザクは? などと疑問満載で観始めたわけですが。
なんと、そこには元気に駆け回るルルーシュの姿が!!
……おいおいちょっとなんでやねんと混乱していると、一緒に観ていた人からどうもパラレルワールドではないかという話が出て、ああ、なるほどと一旦は納得。
でもちょっとまて。この世界にもゼロはいて、しかも処刑されたことになっているじゃないか。そして黒の騎士団壊滅という事件は厳然として存在している。パラレルワールドにしたって、これではルルーシュがもう一人いないと話が成り立たないではないかと、恐らくは思い切り脚本演出の術中にはまってました。
いや面白かった。
チェス勝負のくだりとか、ブリタニア軍に包囲され、自殺を命ずるくだりとか、要所要所に前作第一話のモチーフを盛り込みながら、今作が新たに提供する新しい謎の数々が展開されていくのは気持ちよかったです。
前回のラストで、あそこまでどん詰まりの状況になり、一体どうやって続きをやるつもりなんだろうと思ってましたが、頭の中がキレイにリセットをかまされてしまい、なんか騙されたような気さえします(w
結局、どうやら前作と話的には地続きのようですね。
学園まわりを中心に、恐ろしいほどルルーシュ関連の記憶が消されまくっているようですが、これは多分、C.C.がやったの……かな?
でもカレンあたりは、ルルーシュと接触しようとしていたあたりからみても、記憶を失ってはいないのだろうし……。あとはやっぱり、謎の弟くんですよね。なんとなく、スザクなんじゃないかと思って観てましたが、公式サイトで顔を見比べてみると、違うっぽいんですよね。いずれにしてもブリタニア側の人間なのは間違いないと思いますが。
というか、なんで皇帝はルルーシュを生かしておくのか。
誰もルルーシュがゼロだという事実を知らないという可能性もあることはありますが、それにしてはヴィレッタ先生とか弟くんとか、スパイくさい人間が身辺にごろごろしてますし、あるいはC.C.つり出し作戦そのものにしたって、ルルーシュに何らかの嫌疑がなければとられない作戦でしょうからねえ。
前作ラストから、一体どうなって現在の状況が作られたのか。これから追々明かされるのでしょうが……楽しみです。
公式サイトの谷口監督の挨拶によれば、今作から観る方にもわかるように作っていくそうですので、前回乗り遅れた方も是非。
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投稿者 文月そら : 01:35 | コメント (0) | トラックバック
2008年3月16日
■[アニメ]機動戦士ガンダム00#24「終わりなき詩」
うわああああああん!
……って、ネタバレが致命的すぎるので一応続きを読むガードをかけておきますね。
アニキが……アニキが!
マイスターの良心がいなくなってしまいましたよ……。
これからどうなっちまうんでしょうか。
ていうかこれからは誰を中心に見ていけばいいんだー。
なんか今週はいろいろな展開があった気がしますが、アニキの件で全部吹き飛んじゃいましたよ……。
はあ……。
そういえば、もうすぐ最終回なんですね。
それもあわせて、淋しいですねえ。
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投稿者 文月そら : 00:59 | コメント (0) | トラックバック
2008年3月 8日
■[アニメ]機動戦士ガンダム00#22「トランザム」
前回終了後、わたし自身はロックオンのアニキの無事に微塵の疑いも抱いていなかったのですが、各地の感想を見ると、生還すら危ぶむ声があがってまして、ちょっとびびっておりましたが、どうやら無事でほっとしました。
でも眼球再生みたいなこと言ってたから、眼球破裂しちまってたみたいですね、こわこわ。
で、アニキを心配するフェルトに当カップリングを推奨しております弊社といたしましてはYes!5GOGO!だったわけですが……なんかマジでティエリアともフラグを立てている様子に別の意味でびびりました。
「やさしいんだ……誰にでも」
ロックオンをめぐって、真剣にフェルトとティエリアの間でフラグ戦争が勃発。
なんてことだ……いいぞもっとやれ!
サジくんはすっかり病んでしまってますな……無理もないが。
そして……さよならトリニティ。
いやね、今週あたりかなとは思ってたんですよ。
先々週のサジお姉ちゃんに引き続き、傭兵隊長が引導を渡しにいらっしゃいました。
しかし……よりによってビッチだけ残しやがった……。
でも今後どうすんでしょ、彼女。どこにも行き場がないですよね。
……まさかソレスタルビーイングが引き取るなんてことは……さすがにないだろうし。
王留美が引き取るのかな?
一方、ついにイオニアシュヘンベルグご本人が登場とも相成りました。
世界情勢が思ったように進まず、嘆きの最終兵器投入。
界王拳発動でエクシア ムーンクリスタルパワー・クロックアーップ!
真っ赤になって超スピードで消える様は、まるで奥歯を噛んで加速装置。
技量では今のところ刹那なぞ足元にも及ばないであろう傭兵隊長を粉砕しましたよ!
それにしても……どうにも腑に落ちないのはソレスタルビーイングの行動目的です。
戦争を調停するということは、いわば人間を裁くということ。
刹那は元から、かつて自分を救ってくれたガンダムを神だと思っているフシがありますが、ソレスタルビーイング自体、神にでもなる気なんでしょうか。今回のイオニアシュヘンベルグの発言をみるとそのようにとれますが……どうも違う気がするんだよなあ。
だってそれだと、話に発展性がない(えー
神になぞなれるわけがないので失敗しました、では、話が続かないんだもん。
でもって結局今週も新兵器GNアームズのお披露目はなし。大気圏突入のためだけにしか役に立ってません。……これ、合体とかしないんですか?
でも、界王拳あるから、もしかしてもう要らないんじゃ……?
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投稿者 文月そら : 21:55 | コメント (0) | トラックバック
2008年3月 1日
■[アニメ]機動戦士ガンダム00#21滅びの道
規定路線とはいえ、サジくんには大変気の毒な展開ですが、まずこれは言っておきましょう。
祝・ロックオン×フェルト路線確定!(えー
……あ、でも見る人によってはロックオンとティエリアのフラグが立ったのかもしれませんね。
刹那のほうはなんかいつの間にか貧乏王女とのフラグが立っていた様子。いやこれは一人で盛り上がってるだけか……。
それにしても貧乏王女、影が薄いですね……。
話が国際情勢メインで動いてるから、かのごとき小国の動きを絡めるのは難しいからでしょうが。
プトレマイオスはまたブリッジで全員目を離している(てか寝てる)隙に殴られてて吹きました。ちっとは過去から学ぼうよ……。
さて、これで黒幕というか、トリニティ登場からここまでの反ソレスタルビーイング活動の中心にいたのは、監視者アレハンドロとリボンズだということで確定となったようです。
今回ヴェーダが彼らの手によって止められたようですが、トリニティの台詞からすると、どうもラグナの方も止められたようです。
どうやら、彼らの構想としては、このまま一つになった国連軍の敵として、ソレスタルビーイングにもトリニティにも消えてもらいたいということのようです。そして共通の敵を打ち滅ぼした世界は、一つ融和の階段を上がると……どうかな、甘いと思うけど。
マイスターズのほうにはなんかGアーマーっぽいのが飛んできたし、バックアップなしでも戦える体制がすでにあるようなので、なんとかなるでしょうけど、トリニティはいよいよヤバい。
彼らを今までバックアップしていたのがアレハンドロたちだとすると、今後は一切の援助は受けられないでしょう。でもって補給も修理も受けられない上、兵力的にも劣位。
彼ら、マジでもうおしまいなのかもしれません。
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投稿者 文月そら : 21:35 | コメント (0) | トラックバック
2008年2月23日
■[アニメ]ガンダム00 #20 変革の刃
先週提供されたGNドライブ30基は、なんとモビルスーツ付きで提供されたようです。
でもまあ、エンジンだけあっても、実際それを生かした兵器開発をするということになったら(ましてや未知の技術が用いられているとしたなら)、年単位で時間がかかっていた可能性もありますから、展開としては無理のないものでしょう。
しっかしトリニティ弱っ。兵器の優位性がなくなったら、全然歯が立ちませんでしたね。まあ、数が数だってのもあるんでしょうが。
各陣営に多分十機ずつ配備されているわけですから、計30機。マイスター側にはパワーアップアイテム(GNアームズ)配備フラグが立ってましたけど、トリニティは今後どうするんでしょうね。
そんな圧倒的戦力である新モビルスーツなわけですけど、配備が提案されるも、前言どおりグラハムは一蹴。さすが主人公ですね(えー)
かっこいいのはいいんですが、今となってはエースが乗る機体としては最劣位の性能となってしまったフラッグでどこまでやれるのか、心配です。
心配といえばトリニティ。
いや、別に好きなわけじゃないんですが(えー)、例えばあの傭兵隊長あたりと比べて、悪役としての深みがなさすぎるんですよね。結局本人たちは言われたとおりに動いているだけで、悪役やってるという自覚すら怪しいですし。
……もしかすると、びっくりするほど退場は早いかもしれません。
そして予想通りとはいえ、サジ姉がついに。
といっても、ソレスタルビーイング側でなく、例の傭兵隊長の手にかかって、でしたが。
どうするどうなる、サジ。
さて、誰の思惑かは知りませんが、ここまでガンダムの脅威を見せつけ続け、そのガンダムを提供することを餌に、対立しつづけていた米欧中をひとつにしてしまったわけですが、今後どう動いてくるつもりなんでしょうか。
というか、誰の思惑かすら、よく分かりませんね。
ソレスタルビーイングか、離反者か。
ただ、ひとつずっと引っかかっているのは、ソレスタルビーイングの面々が、秘密任務で世界を相手に喧嘩を売っている割には、スキがありすぎるということです。
物語的お約束を無視して考えるなら、マイスターは多感でトラウマもちで情緒不安定な若者ばかりであり、統率する側にも経験豊富な軍人とか、隊長タイプの人間はおらず、命令無視は横行し、指令なき参謀であるスメラギさんにも強い迷いがみられる。
なんで、こんな人選をしたのでしょう。
前回、ガンダム同士の戦いが予定されていたことが示唆されていましたが、もしそれが元々の予定であったなら、理解できる。
情緒不安定で、組織として意思統一ができていないほうが、衝突は起こりやすいですからね。
そう考えると、もしかしてソレスタルビーイングの分裂に見える今の展開自体も、実はソレスタルビーイングの計画そのものである可能性もあります。
だって、少なくとも今の実行部隊を選定したのは、ソレスタルビーイングの中枢にいる人(あるいはベーダ?)のはずですから。
さて、そろそろこのへんのネタ晴らしもありそうな展開になってきました。
来週を期待しませう。
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投稿者 文月そら : 23:09 | コメント (0) | トラックバック
2008年2月16日
■[アニメ]サジは投げられた
ガンダム00を観てます。
事前には、あんまし、というか全く期待をしていなかったんですが、意外と面白いです。巨乳しか出てこないところが非常に悔やまれますが(えー)
といっても、今期一番面白いと思っているカイジほど楽しんではいないですね。期待度でいうと、ルルーシュの下くらいの立ち位置で観ています。でも、今リアルタイム主体で視聴しているのはこの番組だけですから、実は結構楽しんでるんだとも思います。
実はCLANNADを積んでいる(風子以降、録画はしているけど観れていない)関係もあって、感想を書いていなかったんですが、この番組の感想に多少需要があることが分かったので、書いてみることにします。
……なにしろ、CLANNADと違って観るのに全く覚悟がいらないのがいいんですよね(えー)
さて、今回。
前回大活躍しすぎたせいか主役(グラハム)の出番がなかったのが悔やまれます。
ルイスの足はどうやら無事だったようでまずは一安心です。
新型ガンダム3機は、戦闘能力の面で現行3機とそう差がないことが判明。でもナドレによるハッキング(?)が今後無効になるのであれば、わからないかも。
いずれにせよ、GNドライブはレプリカという話で、少なくとも継戦能力には劣るはずですから、マイスター側の4機がそろえば、せいぜい互角程度で、そんな圧倒的な脅威ではないということは間違いなさそうです。
あと、すんげえ恨んでるはずなのにロックオン大人すぎる。
まあ、彼の本当の敵は紛争を生み出す世界のゆがみ、それ自体だということなんでしょうけど、それにしても大人すぎる。
ただまあ、ソレスタルビーイングの真の目的はそこから遠そうなので、本当に裏切られた時の彼がどうなるかはちょっと楽しみです(えー)
サジは結局日本に帰っちゃいましたね。
『夢をあきらめたらきっと後悔する、だから日本に帰って勉強して』というルイスの言葉に応えるためには、夢をかなえた上で迎えに来る必要があると思うので、サジの行動自体は理解できますが、そんならそうで、ちょっと気の利いた台詞のひとつも言って欲しいものだとは思いました。必ず迎えに来る、とか。
……まあ、そんな器用な子じゃないんでしょうけど。
監視者のアレハンドロは、ガンダム同士の戦いが始まったことを第三段階とか言っていましたが、やっぱりこの展開は予測どおりってことのようです。
対立させるために二チームを登場させることを演出したのだとしたら、もうこれは戦争根絶なんかを目的にしていないのは明らかですね。
ただまあ、ソレスタルビーイングと、トリニティの背後組織とは別であるとも考えられますから、一体どっちの思惑なのか、あるいは両方の思惑なのか、今のところはよく分かりませんね。
結局、彼らが何をしたいのか。
機動警察パトレイバーにおいて、敵役であるシャフト企画7課は、技術を売るため、宣伝のため(あとは内海課長の個人的趣味のため)にグリフォンをイングラムにけしかけていましたが、そういう話なんでしょうか。
この伏線をどう生かすかが、このガンダム00という作品が良作となるか、それとも尻すぼみで終わるのかの分水嶺になると思います。
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投稿者 文月そら : 20:35 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月13日
■[アニメ]CLANNAD第6話「姉と妹の創立者祭」
風子ファンクラブ登場。
ああ、ここからの展開を良く知っているだけに、風子の努力が報われた、かにみえるこの状況が、せつない。
そしてあのシーンを思い出して、本編とは関係なく勝手に春原評価が急上昇ですよ。
本当に春原、お前は偉い。
って、まだそのシーンはないわけですが。
そして、ついに予兆となる、姉との対面。
いよいよ、はじまりますね。
以下、今後の展開のネタバレです。
たしか
『風子が病院で寝ていることを自分の目で見て知っている人には風子が見えない』
んですよね。
事実を知らない人には見える。でも知ってしまっている人には『ありえないから、みえない』という構造について、当時面白いなあと思った記憶が。
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投稿者 文月そら : 22:36 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月 2日
■[アニメ]CLANNAD第四話「仲間をさがそう」
ああ、二話溜めてしまった。
ということで一気にいきます。
CLANNAD第四話「仲間をさがそう」
ことみちゃん再登場。
動画でみると、ことみの不思議ちゃんぷりが当社比10倍くらいに感じられびびった。
いや好きですけどねことみちゃん。
渚の演劇部は部員こそ増えないものの、椋・杏・朋也・春原と、関係者ばかりが増えていく。
ああなんか、この部室でこいつらがダベってる様子をみるだけで、じんとくるものを感じてしまうなあ。
そこから、ことみシナリオもやるんであれば、この輪の中にいずれことみも迎えられるんだろうな、などと妄想し、本編から遠く離れて勝手に感動する私はダメだと思った。
後半、盛大に風子のネタバレをぶちまけられてびびる。
そして物語は一気に風子シナリオへと突っ走りはじめた。
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投稿者 文月そら : 22:43 | コメント (0) | トラックバック
■[アニメ]CLANNAD第五話「彫刻のある風景」
CLANNAD第五話「彫刻のある風景」
本格的に風子シナリオに突入。
ほっとけない渚のやさしさ。
そんな渚をほっとけない朋也は、否応なく風子の事情に巻き込まれていく。
ヒトデ配布の一環でゆきねえまさかの再登場!
でも、そういえば本編でもゆきねえと風子がからむ選択肢、あったねえと思い出す。確かレアルートだったけど。
CLANNADは人と人とのつながりの物語なので、こういう細かい関係性を丁寧に拾っていってもらえるのは非常に嬉しいなあ。
風子マスターへの道で、人取替えネタは一番好きだったので私大興奮。
風子もかわいかったが、朋也の言いなりでとんでもないことを言い続ける椋もすげえかわいかった。
そこかしこで飛び回る光の玉。
そして、出ないと思っていた幸村先生がちらっと。ほんのちらっとだけ登場。これも少し嬉しかった。
じいさん、一応攻略対象キャラですからっ。
そういえば今回はいきなり物語の進行テンポが自然になっていた。
この調子で丁寧な描写を期待したいけど、それだとお話、収まりきらないかなあ?
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投稿者 文月そら : 22:43 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月25日
■[アニメ]CLANNAD第三話「涙のあとにもう一度」
今回はキャラ紹介編最後ということでお話的にはそう動きがありませんでしたが……。
ゆきねえ! なんてねむそうなんだ!
ゆきねえかわええ!
個人的に一番キャラデザが気に入りました。
最後に生徒会の所業を説明する役割も担い、個人的には考えられないくらいのダイカツヤクですよゆきねえ。
わたしは、だいまんぞくです。
あと、風子の小動物ぷりもよろしうございました。
でもって次回予告で突然春原祭りが。
原作知らないと全く分からなかったでしょうが、もういいや(笑
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投稿者 文月そら : 01:49 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月16日
■[アニメ]CLANNAD第二話「最初の一歩」
ことみと風子の顔見せと、朋也の事情を垣間見せる回でしたね。
テンポも前回ほどの超速ではなく、おちついて見ていられました。
特にCLANNAD屈指のいじられキャラである風子が、今回その一端を見せてくれました。鼻からジュースはやってくれるんだろうか。あとまあ春原は……順調ですね。
で、前回の感想で、全員出さなくてもということを書いたんだけども、良く考えてみるとそう単純な話でもないなと思いなおしました。要するに渚の話だけにしてしまうと、光の玉を集めるという趣旨が貫徹できないってことです。原作の骨子をできる限り残そうとする京アニさんとしては、仕方のない選択だったんだろうなと。
あ、そうそう、こないだすなふさんとじんじんと三人で劇場版CLANNADも観てきたんですよ。
開始30分で尿意に襲われ、そこから膀胱炎の恐怖と戦いながらの観劇だったので、落ち着いて観ていられませんでしたが……。
総評としては、まあ、こんなもんかな、と。
CLANNADのストーリを期待しなければ、観られるとは思いました。私は最初からそんな期待は微塵もなかったので(笑
ただ、劇場版AIRと比べると、やたらジョー的お約束演出が多かったなと思いました。止め絵とか、陰影とか、左右二分割とか。
前回、そこばっか褒められてたから、そればっかになっちゃったのかしら。
今回はちょっと、多すぎて最後飽きました。
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投稿者 文月そら : 23:15 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月12日
■[アニメ]もやしもん第一話
オープニングの菌王国っぷりに惚れた。
おそらくCGなんだろうけど(というか、あれでクレイアニメ的なものだったら作業量がヤバすぎる)、あの菌たちを実写と違和感なく融合させているあたり、すげえなあと。プルプルした質感もまた良し。
本編はすごくゆったりとした自然な進行で、CLANNADとはえらい違いだなあと思ったけど、考えてみるともやしもんの原作は、メインストーリーが存在しないという画期的な進行をしているので、別に切りのいい箇所なぞなく、アニメなりのペースで進行できるんだろうなあと思い至った次第。
良い意味で力が抜けており、かつそれでいて丁寧に作られた雰囲気も備えており、こりゃなかなか期待かもしれませぬ。
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投稿者 文月そら : 01:12 | コメント (0) | トラックバック
2007年10月 7日
■[アニメ]CLANNAD第一話「桜舞い散る坂道で」
俺たちは登り始める。長い長い、CLANNAD坂をな!
一応、続きを読むガードをかけておきましょうか。
ということで始まりましたね、アニメ版CLANNAD。
まずOP。素晴らしかったですねー。
冒頭、雪原に転がってるの、あれロボですよね?
まさか幻想世界から入ってくるとは。
でしかも、次のシーンが汐ですからねえ。
……思えば、この辺からもう、一見さんお断りの雰囲気が滲んでました。(笑
ということで本編なわけですが。朋也超かっけえ。
朋也って、AIRにおける国崎最高と違っていわゆるギャルゲ的目隠し主人公だったから、あまり美形という印象がなかったんだけど……あー。こりゃそりゃモテるわ。
それにしても……いやー、事前に聞いてはいましたが、これはすごい超速展開ですね。
Kanonも結構。AIRもかなり早かったなあと思ってましたが、第一話を見る限り、それらをも超える模様。
省略が凄すぎて、最後の「お連れしましょうか?」に至っては、原作知らない人は絶対に理解できないでしょうね……。
折角、地上波放送ということで、たくさんの人にみてもらえる機会なのに、その辺はちょっと残念です。
こりゃ、もしやヒロイン全員それなりに踏み込む気なのか……。
ゆきねえもOP出てますしね。京アニはやる気かもしれません。
なにせ、主人公朋也の半生を描いてしまった、鍵でもプレイ時間最長を誇る(?)CLANNADですから、できればもう思い切って渚以外を切り捨てて、他のキャラは、渚の友人としてちらっとゲスト参加するくらいでもよかったなあとか思います。
そりゃまあ、わたしだって好みでいうならことみをクローズアップして欲しい気持ちもありますけど、いくらなんでもムリだってCLANNADで全員なんて……。
まあ、んなこと言っても今更ですが。
なんかよくなさげなことばかり書いてしまいましたが、そういう余計なこと気にしなければ面白かったですよ。
特に、智代と春原、あと美佐枝さんを中心に非常に良く動きが出ていて、楽しめました。ヒイイ。
特に春原については、今後もダイカツヤクが期待されます。
それから、みーんな言うことですが、ED。
……もう、だんご大家族は反則だって。
特にサビに入り、だんごが輪になったあたりは、本当にガード不能。立毛筋総立ちですよ。筋肉筋肉。
……でもこれも、一見さんにはわけわかんないんだろうなあと思うとちょっと寂しい。
とりあえず第一話を観て学んだことは、あんま一見さんのことを気にしすぎると、折角のアニメCLANNADを楽しめないということです(笑
来週、風子とことみのターンみたいですね。楽しみ。
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投稿者 文月そら : 03:04 | コメント (0) | トラックバック
2007年2月18日
■[アニメ]超ひさびさに日曜朝アニメをみた
仮面ライダー電王。
リアルタイムではじめてみた。
電車の操縦席にある操縦用バイクにもすげえ、というか一昔前のゲーセン(ハングオンとか)かデパートの屋上みたいだと思ったが、そのバイクに品川ナンバーがついてるのに今週気づいて大笑いしてしまった。……まあ、考えてみれば電車から出て公道走ることもあるしね。
まあそれはともかく、初回から役者のカツゼツや演技にここまで不安を持たずに安心して見られるのは珍しい。なにげに響鬼レベルなんじゃなかろうか。
ストーリ的にも「史上最弱のライダー」である主人公の秘めた根性を、非常に自然な形で今週見ることができたし、成長物語として今後もかなり期待できると思う。
来週、赤のモモタロス以外の使い魔(?)が登場するみたい。多分これも昔話から名前をとるのだろう。そいつと合体変身した姿は来週みられるんだろうか。でも多分再来週だろうな。
最終的にはベルトのボタンの数だけ変身のパターンがでるだろうと思われる。
yes!プリキュア5。
今回初見。
なにがyesなのかは良くわからないが、そんなこと言ったらマックスハートだってスプラッシュスターだって意味分からないのでおいておく。
とにかくどれみがやりたいらしいということはわかった。どれみとあいこはすでに出ており、今週はおんぷ登場の回であった。いや、正確にはおんぷ+ハナちゃんぽい後輩キャラだが。
来週は読書キャラらしいので多分はづき。先輩らしい。
気になるのはもうひとりがちっともももこっぽくない点だ。
いや、似てなきゃいけないわけじゃ全くないけど。
ストーリは物凄くオーソドックスな新キャラ覚醒もの。
絵は全体的にすごく綺麗でしっかりしてたが、口とか動く部分のパーツの線が妙に細いのが気になった。もしかして下書きのまま?
面白くなるかどうかについては、今の時点ではなんとも。
ただ、今回の魔法生き物はそれほどムカつかないかもしれない。
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投稿者 文月そら : 09:02 | コメント (2) | トラックバック
2007年1月 9日
■[アニメ]反逆のルルーシュ新展開
うわー!
そうかシャーリーの父親かー!
病み上がり、溜めてた録画を観ていたんですが、……いや、ルルーシュ、今回の展開はまた面白いですよ。いや、今回のは面白いとか言ってちゃ不謹慎なんだけど。
以下ここまでの回の総括的ネタバレにつき、録りだめてたり、先入観なく観たいと思っている方はご注意を。
今のところ、ルルーシュの動機は、日本を不当に支配、占領している母国ブリタニアに対する義憤などでは全くないわけです。
ただ、自分の父親であり、母の仇であり、妹に障害を負わせた張本人、ブリタニア皇帝への復讐だけがそこにある。
まあ、いくらか同情の余地はあるとしても、これは結局ただの私怨です。
日本のレジスタンスたちの気持ちを利用し、殺し、また他方、ブリタニア軍兵士を殺す理由にはならない。
このあたり、ルルーシュはダークヒーローであるとしか言いようがなく、今後ろくな展開を迎えないことは明らかなんですよね。ギアスの力の極悪さを考え合わせるなら更に。
もし普通に主人公像を考えるなら、日本の最後の首相の息子でありながら、迫害に耐え、内部からブリタニアを変えようと努力している、彼の親友、スザクのほうが圧倒的にふさわしいわけだけど、あえてそうしなかったところがこの作品の面白いところです。物語がどこに飛んでくかわからない。
そこにもってきて今回の展開。
幼馴染ヒロインであるシャーリーの父親を、どうやら前回の作戦の中で殺してしまったことが判明したわけです。
別にルルーシュが自覚的に悪をつらぬくダークヒーローであったならば、そんなもんはキニシナーイで済むわけです。でもルルーシュ。現状どうにも悪役に徹しきれないところがあって、これまでも何気なく身の回りの人々の便宜を図ったりしている。
最たるものは、日本解放戦線のメンバーがブリタニア人を人質を取り立てこもる事件の時。
人質にシャーリーを含むクラスメートがいることを知った彼は、急遽「殺していいのは、殺される覚悟のある奴だけだ」という大義名分を捻出し、初のブリタニア軍との共同作戦に乗り出します。見事すぎる呉越同舟でしたが。
このへん、明らかに「仲間を救い出す」という結論が先にあって、理屈のほうはあとから作り出しています。
悪を自覚しながら、今ひとつ悪になりきれないアマちゃんだったルルーシュ。
でも、彼の活動は、日々確実に人を殺し、苦しめ、泣かせているのです。
そんな彼が、もっとも身近な幼馴染の涙を受け、どう変わるのか。
今後も続けていくとして、幼馴染としてのルルーシュの顔と、黒の騎士団の首領「ゼロ」としての顔の矛盾と、どう折り合いをつけていくのか。
非常に楽しみです。
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投稿者 文月そら : 00:50 | コメント (5) | トラックバック
2006年12月 9日
■[アニメ]観ましたよ!京アニKanon!
美汐さんの扱いが心配で今まで1話だけしか見てなかった京アニKanonですが、風見由大同志のチャットでのコメント「当初の不安は払拭された」に力を得、2話から10話まで一気に観ました。
感想としては……。
……よし。京アニの諸君の言いたいことはよくわかった。
DVD、全巻買おうじゃないか!
――ということで、京アニKanonのDVDは光熱費扱いで来月から毎月買うこととします。
いや、本当、正直驚きました。決して原作をそのままなぞるというわけでもない。それでいて残しておいて欲しいシーン、セリフはちゃーんと残してある。素晴らしかったです。
真琴シナリオラストの祐一のモノローグのシーンも残されていたんです。
いわゆる『すべては、報われただろうか。』あたりから『でも、おまえはいつだってあまのじゃくだったから…ちょっとだけ心配だよ、俺は。』あたりまで。
このセリフが実はとんでもなく好きだということを、今回再認識しました。
追加要素として、原作にはなかったキャラのからみが描かれているのも素晴らしかったです。中でも真琴とあゆが友達になるシーン(ことに最後に二人で小さく手を振り合うシーンが……!)とか、舞が真琴シナリオの開始と美汐さんの登場を示唆するあたりとか、心憎い演出だったと思います。
美汐さんの『ものみの丘の伝説の語り部』としての役目も、ちゃんと残されていました。というか、むしろあそこまで出てくるとは僕でも思っていなかったくらいです。それこそ「いい子そうですね」から「空からお菓子」まで。……満喫しました。
でも正直、ちょっと心配なのが、あそこまで真琴シナリオをやりきってしまうと、今後に支障を来たすんじゃないかということです。……まあ一言で言って「祐一! お前けっこんしちゃってるじゃん!」ということに尽きるんですが……。まあ、京アニさんのことだからどうにかしてくれることと思います。
しかし全キャラ攻略の祐一は忙しいですな。
朝は名雪や真琴とからみ、昼休みは舞・佐祐理さんと食事の後栞と会話。帰りはあゆ・名雪・真琴が入れかわり立ちかわり現れるわけですからね。おまけに夜は学校で舞に会い、深夜には真琴にいたずらされるという……。最盛期はほんとにそんな感じでしたからね。
ちょびっとだけ、ときメモでキャラを登場させすぎて嫉妬爆弾処理プレイになっている時を思い出しました……。
今後美汐さんが出てくる可能性は低いですが、まあ、ここまでやってくれれば文句はありません。もちろん出てきてくれれば嬉しいですけど、ね。
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投稿者 文月そら : 23:21 | コメント (3) | トラックバック
2006年8月26日
■[アニメ]いたよ美汐さん!
昨夜より、るろおさんのところからのお客様が沢山見えています。コミティアのヘッドホン本の情報をお求めの方はこちらのエントリをご覧下さい……。
さて。
コミティア当日を明日にひかえ、それとまるで関係ない話題を振るのはサークル参加者としてかなり間違っている気がするのですが、このサイトの魂としてこの話題に触れないわけにはいかないので、あえて更新します。
京アニ版Kanonに美汐さんが出るのか否かが個人的にここ数日最大の焦点だったのですが、昨日発売となったKanonプレリュードにて、オープニングに美汐さんの姿があることが確認されました!
よし! これで安心してDVD買えるよ!
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