最終更新日: 2005/02/08
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はじめまして。文月と申します。
今度からこちらで、日記を書かせて頂くことになりました。
だいすきなこと、すきでないこと。
いみのあること、いみのないこと。
うつろいゆき、さりゆく時を、少しでもつかまえられればと思い、筆(キーボード?(笑))をとりました。
末永くおつきあいいただければ幸いです。
毎日更新…とはいかないですが、がんばりますので、よろしくおねがいします。
はじめてパソコンに触ったのは小学6年生の時でした。
最初のパソコンはMSXというやつで、当時の愛機のメモリは
なんと64キロバイトでした!
というか、当時のMSXの最下位機種に至っては、
なんと8キロバイトでした!
いまじゃ、ちょっとしたテキストファイルすらこのくらいはありますよね。
そのメモリ容量で、ちゃんとゲームができていたのだから驚きです。
例えば…
倉庫番(古典的パズルゲーム)
ハイドライド(アクションRPGの始祖ですね)
ラリーX(アーケードにもあった屁っこきレースゲーム。つうか、アーケードゲームっていう言葉自体が懐かしいかな)
ブラックオニキス(日本初のウィザードリータイプのRPG)
サラダの国のトマト姫(アドベンチャーゲームたぶん最初のヒットソフト)
デゼニランド(ディズニーランドに対抗して埼玉がテーマパークをつくったという設定のパロディーアドベンチャー)
などなど。。。
しかも。当時はゲームのメディアもぶっ飛んでいました。
ロム(ファミコンのゲームはみんなこれでしたね)も出始めていましたが、当時の主流は…
音楽用カセットテープだったんです(笑)
だから、ソフトの不正コピーも簡単でした。
なにしろ、
ダブルカセットデッキでダビングすりゃ一発
でしたから(爆)
ええっ!?私ですか??私はせいぜい2、3…いやそのげふがふ。
でーはー(とんずら)
僕の趣味はうたである。
より具体的にいえば合唱である。
大学時代は、プロの声楽の先生のレッスンを受けたりもしてみた。
おかげでカラオケが特技になった。
「歌っている間、顔さえ見なければかっこいい」とは、さる友人の女性の評である。
おおきなおせわだ。
ほおっておいてほしい。
はじめたきっかけは偶然に近い。
中学の時は三年間、バスケをしていたが、
高校からは方向を180度反転。合唱をはじめた。
別に高尚な志があったわけではない。
部活見学の際、興味があった軽音部の隣が合唱部で、そこにたまたま引っ張りこまれただけである。
そんないい加減な理由ではじめた合唱だが、キャリアだけはいつのまにか7年つんでしまった。
その割には、カラオケ程に上達しないのがこまりものだ。
大学を卒業して、ずっと遠ざかっていたが、最近、さる男性合唱団に入団した。
今日はそこの練習日だった。
バッハ、メンデルスゾーン、ブルックナー。今はもういない天才達の綴った音符を、現代のなんの変哲もない一般市民の我々が辿る。
これは合唱に限ったことではないが、ライブものには一瞬の奇跡というものが存在する。
たとえ録音しようとも、録画しようとも、その奇跡を記録にとどめることはできない。
その場に参加したものの記憶にのみ、刻まれるものなのだ。
一瞬の奇跡を手にするために、僕らはうたう。
まだまだ、練習しなきゃ。
これまでずっとつかっていた携帯電話(N501i)を交換した。
大体使いはじめてから三年強になる。
なにしろ、
画面白黒
着信音単音
着メロダウンロード不可
待ち受け画像は実質的に設定不可(画面メモを表示して対応せよという無茶な仕様(笑))
iアプリ?それうまいか?
…などの骨董品である。
しかも、風呂やら便所やらにポチャンと落としたり、アスファルト地面に落としてまっぷたつなりかかるなど、かなりの歴戦の勇者であった。
一時は起動もできなくなったが、電気ショック療法(充電器で通電しながら強引に起動)などの献身的な介護の甲斐あって今までなんとか長らえてきたツワモノである。
今日、N503iに交換してきた。
さっそく着メロダウンロードにて
Last regrets(Kanon)
風の辿り着く場所(Kanon)
鳥の詩(AIR)
青空(AIR)
Farewell song(AIR)
という、凄いラインナップを一気にダウンロード、御満悦だったり。(笑)
さすがの高機能。しばらくは退屈しそうにない。
でも。その一方で。
前の携帯は、前の仕事についていた間のほとんどに、公私にわたってつきあってくれた相棒であった。
もう、あの傷だらけの姿をみることもないのだなと、ちょっと感傷的な気分になったり。
これは決して再会のない別れだ。
ありがとね。
がんばるよ。
これからも。
Kanon(Key)というゲームをご存知だろうか?
「深い雪で覆われた街で語られる、小さな奇跡の物語」(オフィシャルHPより)である。
なにしろ有名なゲームであり、詳しい内容について、いまさら敢えて語っても仕方がないと思う。
が、一言だけ言っておかないといけないことがある。
カノンのメインヒロインは一般に、
月宮あゆ嬢とされているが、実はそうではない。
いくらそんな目でみられても、貴方ではないのだ。
本当は
天野美汐さんである。
そうなんですかって……どうやら美汐さんも初耳らしいが、とにかくそうなんである。
プロローグたる真琴シナリオ後の美汐シナリオについては、今ひとつ記述が不足しているので、いずれSSを書こうと思っている。
興味がおありの方は、気長にお待ちいただきたい。
…ああ、ついに本性出しちまった…
(このページでは一部、Key Official HomePageの画像素材を使用しています。
また、これらの素材を他へ転載することを禁じます。)
天野さん(夜想曲)の寄道余所見日記で、僕のことをとりあげていただいている。
天野さん、というか夜想曲は、僕がカノンを全クリアしたあと、余韻で張り裂けそうになり、ネットを亡者のようにさまよっていたときに出会った。
本当に素敵な絵と、示唆に富む考察。
それとは全く別の意味でステキな日記。
その双方の大ファンになったのだが、それに自分が登場するというのは、なんだか不思議な気がする。
ただ、内容が内容だが(笑)
ネットというのは、コミュニケーションツールとしてかなり高機能であると思う(しかも大容量化によって、今後確実かつ格段に機能が拡張されていく)が、一番すごい点は、距離を無効化できるという点であろう。
たとえば、前述の話で言えば、僕は東京在住であるが、天野さんは岐阜の人である。
KanonだのAIRだのという、魂的なつながりがあるとしても、ネットをやっていなければ決して知り合うことはできなかっただろう。
人の出会いは奇跡だという。
ネットは奇跡に満ちているのだ。
カノンの奇跡の物語からは、大いに生きる力を分けてもらったが、自分の日常にも奇跡と感動が満ちていることを忘れずにいたい。
天野さんや、チャットなどで遊んでくださる素敵なかたがたと出会わせてくれたネットに感謝しつつ。
※ここでいう天野さんとは、天野美汐さんのことではありません(笑)
「物語が読まれ、つくられるのは、人生が一度きりであることへの抗議からであると思います」というのは、ミステリ作家北村薫さんの言葉であるが、僕もそう思う。
人は何を得るために行動するのだろう。
僕は「経験」を得るために行動するのではないかと思う。
「こういう経験をしたい」
「こういう経験をえられる立場になりたい」と夢をみて、人は行動する。
しかし、現実は一つしかない。
限られた自分の能力、時間で、経験できる事柄は限られてくる。
だから人は、物語の世界に見果てぬ夢をみるのだ。
物語は甘美だ。
それこそ何でもありだからだ。
物語の世界では、
時を超えることもできるし、
自己の変身願望を満たすこともできる。
大嫌いな、あるいは大好きな他者を得ることもできる。
いくらでも不幸になれるし、いくらでも幸福になることができる。
僕も物語が大好きである。
小説・漫画・アニメ・ドラマ・映画・舞台・ゲーム
いつも、素敵な物語を求めている。
そこでいっとき、自分が決して経験し得ない、他人の空想の世界に遊ぶ。
そして、そこで数多くの経験を得るのだ。
物語は、僕の人生を豊かに彩ってくれる。
そう。物語は甘美だ。
しかし、だからこそ物語は危険だ。
物語が、現実より魅力的だと錯覚してしまう恐れがあるのだ。
現実の自分を豊かな存在にするために、物語を欲したはずなのに、
現実を無視して、物語だけを求めるようになる。
手段の自己目的化である。
物語は僕の支えだ。
だが、物語は僕じゃない。
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