文月の過去にっき

最終更新日: 2005/02/08

2003年 04月のにっき

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2003.4.6 (日)

ちょっと千葉のほうに泊り込みで長期出張しておりました。疲れた。

とある事情でAIRのSSを書くことに。がんばる。

[book]ヨコハマ買出し紀行10巻

僕はヨコハマ買出し紀行が大好きだ。(※ヘルシングコピペではありません)

自分がヨコハマのどこを愛しているのかと考える。それはおそらく、アルファさんの生き方に惹かれているのだと思う。
彼女は今という時、ここという場所を愛している。出会う全ての人々のことを愛している。
ヨコハマの世界は美しい。でもそれは、必ずしも美しいだけの世界ではない。ヨコハマの世界は、緩慢な滅びを身にまとった『人の世の黄昏の世界』である。事物の背景には、常にもの哀しさが付きまとう。
突然地図から消える街。子供を見かけない街。どう見ても人口が多いとは思えない街。それらで構成される、『日本国』という概念を喪失した日本。
もちろん滅びにも美はある。だが、私の惹かれるヨコハマ世界の美は、そういうものではないように思う。

終わりかけた世界を美しくしているのは、アルファさんをはじめとする、登場人物たちである。彼女らは、黄昏の世界にひそむ「素敵」を見逃さない。それを見出しては、はしゃいだり、歌ったり、踊ったりする。
寂しくないはずはない。誰よりオーナーに逢いたいはずだし、それ以前にあんな人のこないところで一人カフェをやっているのだから、孤独感は絶対にあるはずだ。事実、そういう寂しさを垣間見せるシーンはいくつもある。

でも彼女が笑うとき、そんな影は微塵も感じない。それでいてもちろん無理も感じない。寂しさは寂しさとして、今目の前にある「素敵」を、全力で愛しているからだ。

僕はひねくれた人間なので、あんな風に、今という時を愛することはできない。そばにいてくれる人たちを、素直に愛することができない。
きっと一生できないと思う。

そんな彼女への憧れと、ちょっとした嫉妬をこめて。
僕はヨコハマ買出し紀行が大好きだ。

ヨコハマの感想を書こうとすると、なぜか作品全体の話になってしまう。なんでかな。
これも全然10巻の感想ではないし、ねえ。

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2003.4.8 (火)

白状

なんか最近おねSSこんぺの影響か、かのんSSこんぺのほうから飛んでこられる方が多く、ちょっと心苦しいので白状しておきます。

おねこんぺ短編部門、間に合いませんでした……。

がっくり。

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2003.4.13 (日)

現在の文月のステイタス

ほら、昔からよく言うじゃないですか。
1月は行く。
2月は逃げる。
3月は去る。

そして、
4月はし(略
 
 
誰か字を書く時間をくらさい……。
おねこんぺ、参加したいよう。

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2003.4.19 (土)

「それからな…文月」

「お前は…落としたんだ」

……。

ということで短編に引き続きまたも間に合いませんでした、おねこんぺ中篇部門。

短編のときは、間に合えばいいなあというくらいの気持ちでいたので、仕事が忙しくて結局終わらなかったときも、まあ仕方ないかくらいの気分だったんです。
でも、短編公開前後から、中篇の参加者は凄いらしいという話を耳にするようになり、またその具体的な面子のお名前も目にするようになりまして、これはぜひみなさんの胸をお借りしたいと思うようになったのです。

で、中篇部門に関しては、文字通り仕事の合間を縫って、ふぁいとで書き進めていたんですヨ……。

締め切り前日に、プロット上の根本的な誤り(原作との不整合。先輩、その一言は、その一言はあああ〜!)を発見し、プロット半壊を食らった時点でかなり絶望的だったんですが、そこから締め切り当日、遅筆症の僕としてはかなり頑張りまして、一応通し書き上げまではできたんですよ。でも結局、最終的に公開できるレベルまでもっていくことは出来ませんでした。ましてやこんぺですから……。

そのうち公開するとは思いますが、今はちょっと……。

戦わずして敗北です。
せめて4月でさえなければ、時間が取れたのに……。はぁ……。

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2003.4.24 (木)

現状報告

少なくとも今週いっぱいは身動き取れません……。

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2003.4.28 (月)

お仕事ひと段落しました。どうにか。ようやく。
今日から復帰です。

さしあたって、なるべく近日中におねこんぺ遅刻作を仕上げたいところ。

まこみし文庫

いよいよ明日発売なのですよー。
とても良い本になったと思うので、レヴォに行かれる方はぜひぜひチェックしてほしいのです。

この企画の今後にも影響するかもしれないので、どうかどうか。

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2003.4.30 (水)

レヴォ

レヴォ参加された方、お疲れ様でした。

月箱もなんとか手に入り、まこみし文庫のでびうに立会い、せいるさんや七瀬さんをはじめ、たくさんの方にお会いでき、と、本当に得るものの多いイベントでした。

打ち上げはちょっと人数が多かったり、まわりがうるさかったりしたので、どうもじっくりお話という形にはならなかったのがちょっと心残りでしたけど、楽しく過ごさせていただきました。どうか今後ともよろしくお願いしますね>みなみなさま

打ち上げの後、CFさんとくわねさんに連れられて、なし崩し的に「トウキョウ歩け歩け大会(仮)」に参加。水道橋から日比谷まで歩きました。今日は筋肉痛です。キエー。

月箱

で、早速さちーんミニシナリオ(げっちゃ2)なんぞやってみました。

さちーんの未公開原画がいっぱい見られたり、どうやら本当にちゃんとシナリオが存在するらしいということが実感できるなど、収穫も多かったのですが、「シナリオ」というか「ものがたり」を期待していたので、そういう意味ではちょっと残念でした。どちらかというと「さちーんシナリオちょっとだけご紹介」という感じのおはなしでしたので。

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かいたひと:文月そら
http://monomino-oka.niu.ne.jp/