文月の過去にっき

新年あけまして、おめでとうございます。
このページも二度目の新年のご挨拶を迎えさせていただくことができました。ありがとうございます。

思えばただの萌え系にっきサイトにはじまり、やがてSSを書き始め、ほぼ勢いで参加したかのんSSこんぺで思わぬご好評を頂くなど、ウェブの片隅でひっそりやっていたこのサイトも、それなりに方向性が定まってまいりました。今後とも頑張っておはなしやらにっきやら書いていこうと思いますので、まだ呆れていなかったら（ｗ）今後とも是非よろしくお願いします。

……などと平然とした風を装ってご挨拶なんぞしておりますが、実は新年早々動揺してます。

今日帰省から帰ってきて、じぶんちを覗いてみると、更新もしてないのに妙にヒット数が上がっていました。一体何事かと思ったら……。

変人窟さんにリンクされてる！？！！？

ひょえええええええぇぇぇぇぇ……。
なにより最初に「……一体何やらかしたっけ」と恐怖してしまうあたりの小物っぷりが非常に自分らしくて好きですが（えー）、事情は以下のようなものでした。

……ことの発端は去る１２/２１、変人窟さんが1000万ヒットを達成されたことにはじまります。

そこでリンク先にあるようなプレゼント企画が行われていたのですが、プレゼントの選択肢に「愛など要らぬ」（要するに『どれも選びません』）というステキ項目があったのを目にした僕は、これなら普通のメールフォームとして利用できると思い、読者の一人として祝辞を述べておこうと思ったのでした……。

それがまさかこんな大事になるとは。

いつも見ているページ（しかもあんな大手）にでかでかと自分の名前やらHPやらが出ているのを見るのは大変不思議な気分です。ちょっと心臓に悪かったですけど（ｗ

もともと選択肢になかった項目だけに、一体何が来るのか全く不明です。
届いたら、お礼の意味も込めて、またこちらで紹介させていただきますね。

たびさん、どうもありがとうございました。

ようやっとMeltyBlood買って来ましたよー。
ちなみにところは新宿とらのあな。
とりあえず１７：００の時点ではまだいっぱいありましたので、近場の方はここで購入されるといいかもしれません。

ということで買ってきたはいいんですが、実はうちの環境、これまで何度か出ていた体験版が一度も動作したことないんです（ｗ　一応、Party's Breakerもグローブオンファイトも普通に動く環境（P3 800MHz 256MB VRAM38.8MB Win2000SP3）なんですけど……
まあ、半ば動かないのは覚悟の上で購入したんですが……やっぱり期待はしてしまうじゃないですか。でも案の定今回も動きませんでした（ｗ

起動すると、ちょっとの間黒い画面が出た後、そのままなにも出ずに落ちてしまうんです。「エラーが発生しました、エラーログを作成しています」のダイアローグを寂しく残して。

それでもなんとかならないものかとウェブ上をふらふらしていたところ、TYPE-MOON UnofficialBBSというHPに辿り着きました。

ここでアドバイスされている内容を見てみるに、どうもチップセットの問題らしいです（i810チップセットでは不具合が出るらしい）。で、ここに出ているこの対策をすることで、どうにか動くようにはなりました。

ただ、文字等は全く出ませんし、体力バーなども出ないです。メニュー画面は全般にぐちゃぐちゃでわけが分かりません。でも、とりあえず格闘だけはできます（ｗ

まあ、そゆよな状態でして、今のところこれ以上の対策は、PCを買い換えるか、マザボを買い換えるか、あるいはPCIグラフィックカードをさしてみるか、と、ある程度金のかかるものしか残っていないようです。資金力がない僕は、期待しないで気長に修正パッチが出るのを待ちたいと思います。元々、全くプレイできない可能性も覚悟して買ったので、格闘できるようになっただけでも良かったほうですしね。

みなさんもこのソフトの購入時には、ケース裏の動作環境にあげられている内容だけでなく、チップセットのチェックもされたほうが良いです。渡辺製作所さんによれば、i810だけでなく、815等、チップセット統合型のもの（特にVRAMをメインメモリから取るもの）はサポート外だそうですので。

やってますよメルブラ。画面ぐちゃぐちゃなので無理やりですけど。
どうにかストーリーモードも動かすことに成功したので（ところどころ読めないながらも）勇んでプレイしました。月曜休みだったので、文字通り丸一日（実践駄目休日
しかし、物語も終盤にさしかかったある地点に立ちはだかる某巨大な敵が全く表示されないため、一方的にボコられてどうしてもそれ以上先に進めません。同じ症状の人でも、なぜかどうにか倒しちゃってる人もいるようですけど（ｗ　まだまだクンフーが足りないようです。

いや、それにしても楽しいですよメルブラ。
チップセット的にさまざまなハンデはありますけど、それらをすべて考慮に入れたとしても買ってよかった。

それで自覚したのが、自分は月姫が好きなんだなあということ。
もしKanonにみしおさんがいなかったら、自分の中でKanon世界より月姫世界が勝つような気さえします（えー
まあ、美汐さんがでないKanonなんてありえないのでアレですが（ぉ

月姫のSSも書いてみたいなあ。
前々からさっちんの話を書いてみたいという野望も持っているし、そのうちなんか書くかもしれません。まあ、さっちんの話はでかくなりそうなので、易々とは取り掛かれないと思いますけど。

あ、修正ファイル人柱版が出ています。こちら
これを入れると、ウィンドウモードでならi810でもある程度動作する場合があります（うちでは動きました）。
ただ、VSモードや、ストーリーモードでもB,E,Fの戦闘シーン読み込みの終わりで落ちてしまいますけど。

初めて崩れていない画面が見られて感動しました。ありがとう渡辺製作所さん。
もし、この調子で動くようになったらうれしいですが……過度の期待はやめておきます（ｗ

新年早々少々しょっくなことがありました。

アクセス解析を見ていたところ、"DAパンツ"という検索ワードがありました。

……いや、まあそれ自体はいいんですよ。確かに２度ほど話題にしましたからね。検索ヒットするのは全く不思議ではない。

ところが……。

まあこれをご覧ください。

google検索「DAパンツ」

順位高ッ！？

６位ってどういうことですかお客さん。
しかも純然たる個人サイトとしては一位っぽいですぜ。

……百歩譲ってそれもいいとしましょう。

しかし……

なんでこっとんぱんつのえらいひとまで上回ってしまったのでしょうか。（ｗ

渡辺製作所さんから、i810/815対応、サウンド不具合対応などの内容を含む新たなバージョンが出ています。

さっき落としたばかりなので、VSモードなどすぐに確認できる点のチェックしかできていませんが、とりあえずここでの強制終了はなくなりましたし、実行スピードにも今のところ特に問題は感じません。

ちなみに、うちの環境を再掲。

CPU：P3 800Mhz
memory:256MB
DisplayDriver:Intel(R) 82810E
VRAM:37.9MB
OS：win2000SP3
DirectX9

上記環境でウインドウモード、16Bitカラーで動かしてます。
画面のプロパティーのディスプレイモードは1152×864　highcolor16bit。

……つまりi810ならどこでも動くといっているわけではありませんのでご注意を。

実は我慢できずにPCIグラフィックボートを物色しはじめたばかりだっただけに、今回の大変迅速な対応はとても有難かったのですが、上のリンク先でのなりたさんのコメントや、雑記のほうのコメントを読んでいると、そう手放しで喜べませんでした。
そもそもi810、815はサポート対象外であるわけで、それがこんなに早く対応された背景には、よほどすごいメール攻勢なりなんなりがあったんだろうなと。

いろいろ思うところはあり、それについてぐだぐだ書いてはみたのですが、まだまともな形になっていないし、いいかげん寝なきゃいけないのでとりあえず保留します（ｗ

でも一言だけ。
月姫好き同士が、月姫が好きだからこそぶつかる。なんだかやりきれないですね。

いきさつについてはこちらで。

実は僕、今自宅の隣の隣という物凄い近距離通勤をしているのですが、そこで書類をまとめていたところ、なにやら宅配の人らしき声が外から聞こえてきました。

「天野さん？　天野さーん？」

天野さん！？
この近辺にはそんなステキな名前の方は住んでいなかったはず。
もしやと思い、仕事場から飛び出しました。

……予想通り、自分の家の前に、宅配の人は立っていらっしゃいました。

サインで受け取りの手続きをし、宛名を見て納得しました。

天野美汐って書いてあるよママン！

これでうちに美汐さんが住んでいるということは郵政省公認ということになったわけデスねっ！（電波）

そして、差出人を見ると……

まりもで宇宙！？
ど、どうやって？（ｗ
まあ、それ以前に、どうも受け取ったときから気になっていたんですが、

この箱って、もしかしなくても卒業Graduationじゃないですか。
なつかしい……。

で、早速開封してみました。

to heartの先輩ハンコですな。

あずまんが大王のかおりんと木村のフィギュア。
この組み合わせで見ると、喜んでいるはずのかおりんが、物凄く嫌がっているように見えます（ｗ

マルチが２人。なぜに２人（ｗ
もしや片方はブラックマルチですかっ！
……それはそれで。

おんぷちゃんですよ〜。
ちゃいどるですよ〜。
てんさいですよ〜〜。

なんかこれ、なにげに出来がいいですね。

そして、なんかやけに見覚えのあるフォトプリントの数々（ｗ
ここに写っている以外にも大量のミュウミュウきぐるみフォトがっ！
……どうすればいいんだ（ぉ

で、次が今回一番うれしかったんですが。

秋葉ですよ秋葉。
僕は基本的に琥珀さん一押しなわけですけど、この秋葉絵はいいなあと常々思っていました。（変人窟さんでしばらく前から紹介されていたんです）
でも、元が分からなかったんで手に入れられなかったんですけど、それがついに手元にっ！　……デスク横に飾っときます。

最後に……

Σ(￣□￣！！
ほんとに入ってるし！！（ｗ
つうか、このゲーム未プレイではあるのですが、うちにはPC98もうないです。

MSXならあるんですけど（えー

ということで、無事届きました。
たびさん、ありがとうございました。

フルコンプしました。
きちんと表示されるようになってみれば、某巨大な敵も対抗できないほど強いというわけではなかったです。
隠しキャラも全部出てきて、ようやく琥珀さんが単体で使えるようになりました。
他のヒロインやキャラクタを叩きのめして悦に入ってます（病気

いやー面白かったですよー。本当に。

以下超ネタバレにつきご注意を。
　
　
　
　
　
　
　
まず、恐らく真のルートであろう、一番上のKルート。

単なる大団円に終わってしまうことを危惧していたのですが、杞憂でした。
ワラキアとの決着はきっちりつけた上で、他のシナリオ同様やっぱり不器用に去ってしまうシオンに、ちょっと心が痛みました。

なんといってもシオンのラストシーンの言葉。

――――貴方は友人だ。だから果てのない契約をしたい。
貴方が私を必要とした時、私は必ず貴方の力になる。それを許してくれますか。

くうぅぅぅ……。
友人関係を「果てのない契約」と表現するシオンの不器用さ。そして「それを許して」ほしいと表現する、本来自信家であるはずの彼女の揺らぎ。……心を掴まれました。

一方で彼女は、志貴が去って行った後、こんな独白をしています。

この先、私と彼がすれ違う事はないだろう。
それでもこの約束がある限り、私はずっと今の気持ちで有り続けられる。
私の初めての友人、私の初めての協力者。

そして、私の初めての――――

再会がないことを覚悟しつつ、彼女はこの幻影の夏の記憶を心に抱いて、これからも戦い続けるのでしょう。
自らの吸血衝動と。自分を育てたアトラス院と。そして、それ以外の全てと。

それが彼女の求めた終わらない契約。
ちょっと哀しくて、いささか潔すぎる別れ。

でも、彼女の明日が見えるこういう幕引きは、とても素敵だと思いました。
　
　
で、間違いなくネタルートである一番下のOルート（ｗ

G秋葉はいささかやりすぎな気がしましたが、そんなこといったらメカ翡翠も相当やりすぎですし、琥珀さんを中心として、全体的にどうしようもないくらいやりすぎているので、無粋なツッコミはなしにしましょう（ｗ

ただ、ひとつだけとても気になったんですが。
メカ翡翠登場後、翡翠は一度も出てきませんでしたね。
ということは、メカ翡翠ってもしかして……。
……。
…………。
………………泣（怖い考えになってしまった）

ま、まあそれはともかく。
ほとんどオフシャルという状態でここまでやられてしまうと、同人の立つ瀬がないですな（ｗ

「悪夢の具現化」というアイディアの奥深さを感じたシナリオでした。

ところでこのシナリオのワラキアは満足したのかな？（ｗ

……メルブラですっかり中断してた家族計画〜絆箱〜を再開しよう（ｗ

贅沢な話ですが。

あ、もしお薦めの攻略順とかあったら教えてください。初めてなんですよ。

各地ではるか昔に既出ですが、そういえばうちでまだふれてなかったので。

今回はメルブラ発売直後ということもあり、シオンをはじめとするメルブラキャラの台頭が予想されます。また、今回から月姫に限らず、TYPE-MOON関連のキャラクターであればなんでもOKとなったため、両儀式、黒桐幹也をはじめとする「空の境界」のキャラクタが上位に殴り込みをかけてくる可能性も充分にあります。前回、ついに翡翠を破って３位に浮上した琥珀さんですが、全く楽観できません。

また、今回はこちらで支援画像、支援SSの受付も行われています。

SSはまだ落ち着いて読む時間がとれていないので、絵のほうをいくつか。

比良坂耕平さんの翡翠
九羽瀬さんの都古ちゃん
BOM！さんの琥珀さん
ホッパーさんの都古ちゃん
北宮弦武さんのシオン
百合彦さんの有彦とシエル先輩
上座さんの秋葉
からすやまさんの翡翠（？）漫画その１ その２（メルブラネタバレ注意！）
バハムーチョさんの羽ピン
柳木悠一郎さんのサタデーナイト翡翠
simoさんの琥珀さん

など、ステキ絵が目白押しで、ざっと見ただけでも大変盛り上がっています。

せっかくなので僕も支援SSを書きたいなーと思うのですが、なかなか時間がとれないのです。でもそのうちなんか凄く短いのを書いてUPするかも知れません。できれば、ですけど。

なんか最近、やたらと「メルブラ　攻略」とか「Melty blood　隠しキャラ」とかで検索してくる方が多いので、現在攻略を進めておられるluna fiestaさんへのリンクを上に付け足すことにしました。メルブラの攻略情報をお求めの方はどうぞ。

猿元さんが最近、というかここしばらくになりますか、占星術に凝っておられまして、ご好意で僕と美汐さんの相性を占ってくださいました。以下がその内容です。

文月師：1973年7月6日
天野美汐：1982年12月6日
ホロスコープ：fuduki.JPG（添付書類）

（１）性格診断

全体傾向 (Cardinal Fixed Mutative) (Eire Wind Earth Water)
文月師：(15 8 3) (10 11 0 5) *
天野美汐：(4 9 13)(18 1 3 4)
*乙女座29.1度の月を天秤座として計算した場合。

　全体的な傾向だけから見ると、文月師は自分の内部より外の世界に興味があり、しかも積極的に自分から動くタイプに見える。地のエレメントがかなり弱いことから、それなりに考えて前向きに努力する割りに、いまいちそれが現実的なところに結びつきにくいような予感。彼の太陽は蟹座で、他の惑星の影響を受けていない。このために繊細で、想像力も豊かだが、心理的に不安定な部分がある。家庭や親しい友人などへの愛着も強い。月は乙女座と天秤座の境にあって、冥王星と合、土星とスクエアに位置している。基本的に社交的で「回りの和」を乱さないように振舞おうとするタイプだが、当人が意識していない内面ではそれがかなり重荷になっている様子。土星の位置から判断すると、水星が支配する学問かコミュニケーションのいずれかに、いまいち自信を持っていない雰囲気が漂っており、その感情の抑圧が精神の不安定さに結びついていると読むことができる。ただし、「ヒッキー系」というよりは社会に向けて自己表現したいという欲望を持っていそうなことが、牡羊座の火星により示されている。火星は水瓶座の木星と獅子座の金星の好影響を受けているために、情熱がエゴイスティックな形で現れることはない。基本的に公明正大で行動に美しさを重視し、その目的も「皆の幸せ」を指向する傾向が強い。

　美汐さんのチャートの特徴は極めて火の性質が強く、他のエレメントが弱いところにある。これは10惑星のうち太陽を含む半分が射手座に入り、しかも月も獅子座にいるためである。本質的な部分では極めて未来志向が強い、エネルギッシュでオープンマインドな人と見るべきだろう。外見上、そう見えないとするなら、アセンダンスが陰に籠った星座（山羊座や蠍座）に入っているためかもしれないが、出生時間が不明なために、この点はわからない。彼女のチャート解析は
　http://www.puni.net/~aniki/kanon/mishio.htm
を参考にされたい。

（２）相性診断

　まずそれぞれの恋愛のパターンを、それぞれの太陽と月の位置から読む。文月師は自分と共通点が少ない、あるいはいらいらさせられる事が多い相手が、実は嫌いじゃなさそうな雰囲気。「恋愛とは苦労が多いものだ」という考えを持っているわけ。美汐さんは精神的に安定しすぎていて、恋愛面ではまたーり進行で、緊張関係に欠ける所がある。
　次に二人の太陽と月の位置関係を調べる。太陽同士の位置関係は極めて強い（オーブ0.1度）インコンジャンクションを形成している。文月師から見ると、美汐さんがあまりにも「自由奔放」に写り、逆に美汐さんは文月師を「なんか女々しい野郎だ」と思っているのかも。ただし文月師の火星と美汐さんの太陽はオーブ4度でトラインを形成していることから、うまく彼が自分の情熱を表現できるようになると、一気に好感度アップの予感。
　続いて月同士の関係を調べる。美汐さんの月は獅子座にある。射手座で合の水星と金星のエネルギーがこれに流入しているために、チャーミングで頭が回る「かわいい」女性のように見える。獅子座は基本的に「他人に高く評価されたい」という欲望が強いため、乙女座のような批判的な星座よりは、天秤座のような日和見主義的な星座の月と相性がいいのは間違いない。ただ、相手の「自信なさげな態度」は自分を見ているようでイヤだというのも獅子座の特徴なので、この点には注意が必要と思われる。
　次はお互いの太陽と月の関係。まず文月師側から見た場合、彼の月は実質上、天秤座で美汐さんの太陽は射手座。おそらく彼女の前向きで自由を愛する態度に彼が尊敬の念を持っているのだろう。美汐さんから見ても彼のバランス感覚には一目置いている様子。逆に美汐さんの月は獅子座で文月師の太陽は蟹座。多分、彼女の方文月師の優しそうな態度に煮え切らないものを感じているのでは？
　最後に火星と金星の関係。女性の火星と男性の金星がそれぞれの理想とする恋人像を示す。美汐さんの火星は山羊座でこれと木星がセクスタイルにあることを加味すると、ダンディーで包容力のある紳士が好みのご様子。文月師では、少し頼りないと感じているのか？一方、彼の好みの女性は積極的で元気のよいタイプのように見える。この傾向は金星が牡羊座の火星のエネルギーを受けていることで、更に加速される。美汐さんのチャートは全般的に火のエレメントが強いために、魅力的に写っても不思議はない。ただし、文月師が「Theガッツ」のタカさんみたいなマッシブな女性を好むかと言えば、どうではなさそうなことが、金星とトラインに位置する射手座の海王星から読み取れる。このアスペクトが意味するのは強い純愛指向と敏感な美的感覚で、これは魚座の太陽の夢想的な性格とあいまって、相手を勝手に理想化する傾向がありそうな雰囲気。美汐さんは自分の足が地に付いていないことを分かっているので、恋人にはしっかりとした現実感覚ある人を求めているように思われるので、その意味で二人の方向性にはずれがある。

……むう。どうやらもっと情熱的な面をみせないといけないらしい。
これは特訓して身につけるしかないか。
キングゲイナー踊りとか（えー

まあそれはともかく、まず自分のことについて。
心理的に不安定な部分があるとか、家庭や親しい友人などへの愛着が強いとか、基本的に社交的で「回りの和」を乱さないように振舞おうとするタイプだが、内面ではそれがかなり重荷になっているとか、相手を勝手に理想化する傾向（ｗ とか、何かと思い当たる点が多く、驚きました。

ただ、美汐さんのほうについては、少なくとも彼女の表層的性格とはちょっと（いや、かなり）違うように思われました。
そこで考えたのが、この占星術はもしかすると、先天的、本質的な彼女の姿を反映しているのではないかという可能性でした。
もしそうであるなら、彼女の本質的な部分は本来明るく積極的なところにあって、実は心を閉ざす前の彼女は、そういう性格だったという解釈が成り立つと考えたわけです。

そこで、その点について猿元さんにメールで問い合わせたところ、以下のようなお返事がありました。

　この辺の解釈は流派（古典占星術・心理占星術）の間で議論のある所ですが、出生時点のホロスコープがその人の「本来持っている先天的な要素」を示すことはいずれも認めています。
　心理占星術の立場では、人間の自我、つまり自分で「こういう人間だ」あるいは「かくありたい」と思う人間像が太陽、本人もよく分かっていない自分の姿（深層心理）が月で象徴されると考えます。ただし、人間の間主観的な理解は、相手の自我像のみでなく、その相手の「ペルソナ」、すなわち「社会的な私」の姿が重要です。
　その傾向はバースチャートのアセンダンス（出生の瞬間に地平線から上昇していた星座）と、その近くにいる惑星から判断できます。ただし、アセンダンスは一日で全12星座を移動するために、出生時間が厳しく効いてきます。そのために、このデータは今回の解析では読んでいません。

　もう一つ読んでいないものとして「カイロン」という小惑星の位置があって、これはその人の「トラウマ」を示すとされます。美汐さんについて調べると牡牛座24度で、獅子座24度の月とちょうど90度に位置します。火星とはオーブ2度でトライン。これから解釈すると幼少期に母親に拒絶されたという思いが強く、傷つきやすくセンシティヴ。回りの人の感情的な欲求に敏感で、自分が「母親代わり」になろうとする傾向があるみたい。また攻撃的・行動的な男性よりは自分を癒してくれる男性を求め、また傷ついた男性に心引かれる傾向があるようです。

　次に後天的な部分の解釈ですが、これは出生時点の天体と、ある時点の天体の配置から読むことが可能です（トランジット法）。「試練の星」とされる土星や、変革の星である冥王星・天王星が出生時点の太陽や月・土星などと凶角を形成した時に「何かが起きる」と判断し、その内容についても（アセンダンスから導きだせる）ハウスから推定できます。またその時にその人がどういう反応を示すかも、ある程度までは読むことが可能です。なので、上記の問いに答えるには美汐さんの「キツネ事件」が何歳ごろに起こったかを推定して、その時のトランジットチャートを読んでみればよいわけです（必要ならやってみてもかまいませんが）。で、同じ事件にあっても、それによるダメージの大きさはその人の持つ先天的な素質によって変わって来るため、たとえば美汐さんのように射手座が強い前向き指向な人と、打たれ弱い魚座が強い人では、その現れ方が異なってきます。その意味で先天的要素と後天的要素は密接に関係あると言えます。

おお。「カイロン」の解説にある部分は、非常に美汐さんに近い気がします。『自分が「母親代わり」になろうとする傾向』とか『傷ついた男性に心引かれる傾向』というあたりにも、かなり頷けるものが。

これらを総合的に解釈すると、美汐さんは本来、明るく活動的な性格であったが、同時に実は傷つきやすくセンシティヴな部分も持ち合わせていた。これが「あの子」との出会いと別れを境に、明るく活動的な側面が影をひそめ、センシティヴな側面が表に出てしまった、という風にとらえることができるでしょう。

しかし、彼女の本質的な強さは、それでも失われてはいませんでした。なぜなら、彼女は真琴と祐一を見かけたとき、自分の傷をふたたびえぐることになるであろうことが分かっていながら、結局彼らを無視することができなかったからです。

そして春。
自らのトラウマと向き合い、それを乗り越えた彼女。
それでもやはり、何年もかぶってきた仮面は、容易に彼女を解放することはないでしょう。
でも、彼女は本来持っていた「強い心」を取り戻すことができました。
きっと『春』は、すぐそこまできているに違いありません。
　
　
　
……あれ？

なんか途中から電波を受信してしまったようです。
……気にしないでいただけると助かります（ｗ

でも、こう解釈するとなんだかすっきりまとまる気がしますね。
さすがは人類の歴史とともに歩んできた占星術。
次第に世界から神秘が駆逐されていく中、科学優位の現代まで脈々と息づいているだけのことはあります。

なお、猿元さんはその後、この件に関してもう一歩踏み込んだ占いを公開されてます。

その１
その２

なるほど。この解釈でいくと「あの子」事件は10歳ですか。小学３〜４年生くらいですね。元気少女美汐さん萌え（こら

確かにそのあたりであの事件が起こったとするなら、まだ子供だった美汐さんにとっては想像を絶するショックだったのでしょうね。

なんだか新しいアプローチで美汐さんをとらえることができた気がします。
猿元さん、ありがとうございました。

ただ、ひとつだけ文句があるとするならば、

「藻前の 占い と、ゲームの中の 美汐さん の性格が合ってないぞ、ゴルア」（←一部脚色）

……脚色しすぎ（ｗ

「松島や　ああ松山や　ふらのFC」

評：キャプ翼もいいですが、松島はどこへ行きましたか。

一言で言ってまるっきり進んでません。
みんな父寛＠若本規（ピー）さんが悪いんです！
最後に最も心に残るキャラが父になってしまいそうで恐ろしい（ｗ
……何度も思うがつくづくすごいキャストだ……。

あと、誰で進めるかという迷いもありまして。
当初は真純さんから年齢降順にいこうかと思っていたんですけど、どうも真純さんシナリオには青葉シナリオのネタバレがあるそうで、またやり直してるんですよ。
それなら今度は末莉か春花から昇順でいこうかと考えたのですが、末莉にいっちゃうと、なんかイチゴショートケーキをイチゴから食べちゃうような気がしてもったいないようにも思うのですよ。……まあ、秋桜にはカナ坊から入ってるんだから今更という気もしますけどね。

とりあえずこの二人の方向で、流れに任せてみようかという所存。

MULTI/MANIAXさんで、月姫漫画がはじまりました。
大分前から項目だけは存在していたのでずっと待っていたのですが、ついにといった感じですね。今後に期待デス。

あるものは家族から逃げ出し、
あるものは信じていた存在に根こそぎ奪われ、
あるものはそもそも誰のことも信じることができず、
あるものは気高く生きることを自らの枷として苦しみ、
あるものは追われる身であり、
あるものはホームレス。

そして、裏切りの痛みを恐れ、絆の一切を拒絶して生きてきた主人公司。

そんな７人が、お互いの事情に結束して立ち向かうため立ち上げた相互扶助計画。それが家族計画。弱きものが、傲慢な世界に立ち向かうために築いた、小さな砦。

でも、全くの他人同士、「ごっこ」とはいえ家族になんてそうそうなれるものではない。
ましてや、それぞれコミュニケーション能力に難があるがために、こうした状況に陥ったような面々である。衝突もすれ違いも、それこそ日常茶飯事。しかしいつしか、それこそが彼らの日常となり、よりどころとなっていった。

でも世間は、一度「普通」でなくなってしまった存在に対して決して甘くはなかった。
　
　
そんなこんなの家族計画、ようやく最初のひとつ、末莉シナリオを読了しました。

クリア順について、各方面に問い合わせた結果、結局本能の赴くままにという結論になったのですよ。で、気付けば結局末莉シナリオ。

末莉シナリオをやってしまうと、そこで満足してプレイをやめてしまうのではないかと思っていたのですけど、そんな心配は杞憂でした。

当然ですが、末莉シナリオでは語られていない部分がとてもたくさんあります。これらの伏線がどう生きるのか。そしてなにより、青葉や準、春花、真純さんがどうなってしまうのか、気になってしょうがなくなってしまったので。

いいお話ですよ、これ。

まだ末莉のお話しか読んでない中で軽率かもしれませんが、家族計画のお話からは、実際にこういう話がいくらでもごろごろしているんだろうなという重みを感じます。
コメディータッチで描かれてはいますが、結構リアルに重いです。ちょっと歯車が狂えば、自分にだってこれに類することはいくらも起こりえたし、起こりうると感じます。そんな恐ろしさのあるお話でした。

でも、青葉は言います。
「生きることは問答無用だ」と。

悲劇的状況に対して、彼らはあきらめないわけでもくじけないわけでもない。泣くし喚くし怒るし愚痴る。逃げるしあたるし引きこもる。

でも、最後のところで、生きることを放り出したりはしないのです。何が起ころうと。……約一名例外がいる気はしますが（ｗ

これは、そんな『強さ』の物語。

以下ネタバレ度高し。
　
　
　
　
　
末莉の養父母とのやりとり。
これ、かの「レ・ミゼラブル」で、主人公ジャンバルジャンが、テナルディエ夫妻からコゼットをひきとるシーンにそっくりですね。
健気な子供。それをあしざまにののしり、いびる養父母。
ひきとり手が現れるとごねて、提示された金に目を光らせるも、更に養育費だの医療費だのと言って、額を引き上げにかかる。

あ、コゼットの実の母が、彼女を養うために最後は売春婦にまで身を持ち崩していたというのもありましたね。……この夫妻の話をうのみにするのは危険ですので、実際に末莉の母親がどうだったのかは不明ではありますが。

かように末莉とコゼットには、似た点が多いと思います。

ただ、少なくともコゼットの実母は、コゼットのことを愛していました。……その愛をコゼットはずっとのちまで知ることがなかったけれど。
それに、コゼットの悲劇は幼いうちに終わりました。

……だから、性的虐待までは至らずにすんだ。

大きくなったコゼットは、幼いころの記憶を忘れ、ジャンバルジャンを実の父として、新しい人生をやりなおすことができました。逃亡者としてのそれではありましたが、彼女にとって父の愛情に満ちたそれは幸福な日々であったはずです。

でも末莉のそれは、ここまで続いてしまった。

にも関わらず、末莉はくじけませんでした。卑屈に、相手の顔色を伺いながらでしか他人と関われなくなってしまいながらも、それでも彼女は絆を求めて止みませんでした。両親に無視され、捨てられ、そしてひきとり先の家族に虐待を受けながらも、それでも彼女は、『家族』というものに絆を求めることをあきらめなかったのです。

……きっとスレてしまったほうが何倍も楽だっただろうと思うのに。
彼女は司にも青葉にも、準にもなりませんでした。

そんな彼女に訪れた幸福。
僕もどちらかというと卑屈な人間ですから、なんだか末莉自身に感情移入してしまいました。
ただただ、本当によかったなあ、と。

高屋敷家再興計画はとてもステキでした。

それは、借り物の家に築いた偽りの絆がはじまり。
状況に振り回されるだけ振り回されて、平穏なんかほどんどないままに押しつぶされてしまった、儚い家族ごっこ。

でも、そこには確かに何かがあったのでしょう。

十年の時を経て、恐らくはそれぞれに本物の家族や絆を見出した後でも、そこに全員がなんらかの価値を見出せるような何かが。

嘘も、１００回つけば本当になるといいます。
それがなんだか、とてもうれしかったです。

……。
これまでの歴史を生かした、すばらしい最後だったと思います。

ステーキ以外（ｗ　泣きっ放しだったんで、いいシーンを挙げていけばきりがないんですが、しいて言うならまずハナちゃんがどれみをつかまえたシーン。

あれって、ハナちゃんや友達が危ないときは自分のこと全部放り出してしまうどれみと、そんなどれみを信じきっているハナちゃんがいるから成立するシーンですよね。
そんな一瞬に、ハナちゃん登場以来のいろんなシーンがよぎってしまい……ええと、大変でした（ｗ

大変といえばかよこちゃんの叫び。
あれも、言ってしまえばシンプルな台詞それ自体よりも、その一言一言に刻まれた彼女のこれまでの苦闘がフラッシュバックしてきて、もう涙腺決壊しまくりでした。

どれみの世界はいつもやさしくて、触れるといつでもあたたかい気持ちになれました。

どれみたちと出会えた幸せを、億分の一でも他の誰かに伝えられる、そんな人間になりたいと思いました。今はまだ、程遠いけれど。

……クサイですね。でも今日は勘弁してください。

ああ、僕はもう日曜朝のあんな時間に起きる自信がない……（ｗ

蛇足。
ラストシーンで、「うお。そういえばこれでどれみと末莉が同い年？！」と思ってしまったのは内緒です（台無し

ことーんぱんつのえらいひとが、DAパンツ試着版（！）のプレイレポートを上げてらっしゃいます。興味がおありの方はどぞ。

ちなみにえらいひとはIRCで「これは名作かも知れん！」と叫んでおられました。

……少なくとも、こんなにぱんつぱんつぱんつ言う話は他にみたことがありません（ｗ

で、これがその問題のエンドロール。

スクリプトのところに『あおむらさき』の六文字が入っています。
一時はネタ説も流れましたが、実際にプレイされた方から事実であるとのお墨付きをもらいましたので間違いないです。

……メビウスは最後までやってくれましたね。
超先生はスクリプトもかなり達者に書く方ですから、スクリプト担当という部分にも不思議はないです。

EDロールだけの為に購入するという人までぼろぼろでてくる始末。
これでもし同名別人だったらまた大騒ぎでしょうね。

……それも面白いですけど（ぉい